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5月20日昼 劇団チャリT企画「アメリカをやっつける話」

前回の「アベベのベ」が気になっていたのに行けなかったので、今度こそと思い出かけました。アメリカをやっつけるという壮大なテーマ?に取り組むとのこと。

大学の汚い学生会館のようなセット。様々なサークルが寄り集まって自分たちのテリトリーを守りながらひしめいている。建て替えのせいで通り道から丸見えの場所に居を構えている「アメリカ研究会」と、そこを通りかかる歴史問題研究会や演劇研究会の面々。

時期は新歓シーズン。まじめにアメリカを研究しようというメンバーと、集まれる場所があって仲間がいれば活動内容は何でも気にしないメンバーの陰で表での衝突。なぜか翌日にはアメリカから大学にブッシュがやってくる設定。そしてさらになぜか中庭にある満開の桜の木を誰かが切り倒し、その呪いで停電が起こりその場にいたアメ研の一人と演劇研究会の二人が、戦時中の話らしいおかしなストーリーに飲み込まれてしまいます。

アメ研社会派の「ア」クツくん、「メ」ラくん、「リカ」ちゃんをサークルから追い出す話、戦時中に鬼畜米英をやっつける話、やってくるブッシュに対して劣化ウラン弾に反対する話をうまくまとめて、アメリカをやっつける、ってことになってます。その掛け合わせ方はお上手。サークル内の争いようとかは、学生ってああいう変な距離感や遠慮のなさがあったなあって共感できたし、政治的思想のあるサークルや演劇サークルの勢いとかもあったなあって懐かしく思い出しました。

でもやっぱりブッシュ来訪や桜の木の切断は不自然で唐突。なんの必然性もなく突飛なことが起こっちゃいました。天変地異やアメリカとの戦争とかの方がまだすんなり受け入れられたような気がします。

あとは役者さんの力の差が結構あったかな、と。草間くん役の竹内洋介さんの天然かと思わせる絶妙の間、内山奈々さん演じるセツさんの真剣味、アメ研社会派のまじめさを表した小杉美香さんなどは、自然な存在感に引き込まれましたが、今ひとつ冷めてしまう演技もあり。。。

開演前のいかにもアメリカな音楽と、終演時のいかにも日本チックな音楽はいかにもいかにもだけどつい聞いちゃいました。

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