5月26日夜 G2produce&三鷹市芸術文化センターPresents「ツグノフの森」
G2さん、ここのところ観てますが、好きです。特に好きなのは後藤ひろひとさんと組んだとき。おととしの「ダブリンの鐘つきカビ人間」の片桐さんもよかったので、今回は後藤作品ではないけれどとっても楽しみにしてました。三鷹は遠いけど。
眠っている二人の女性の横に立つ二人の男性の掛け合いからお話は始まり。片桐さんと福田転球さんでしたが、この辺はさすが。小ネタが笑えます。東京に大地震が来て、地殻変動で都内の建物や土地が移動しちゃうところが話のきっかけになります。三鷹に木々がたくさん集まり、大きな森ができる。その森の名前を巡り、三鷹と吉祥寺で戦争しちゃうって。。。こういう発想とても好き。
でもここから話は複雑に絡み合ってきます。地殻変動のせいで集まっちゃった人たちが共同生活を始め、そこにそれぞれの事情がまとわりついてお話は進みます。白い絵しかかけなくなっちゃった画家、白い絵ではないその画家の絵を買いたがっているやくざ、親の遺骨を捜す近親相姦の姉弟、軍の兵隊さん、そして眠り続ける女性など。うーん、難しいんだよお。
ところどころ眠気で話は飛びました。後で友達にも確認したんだけど、微妙につながらずじまい。ま、そのせいもあって観てから5日たったらほとんど忘れてしまいました。。。ダメだなあ。もったいない。
それぞれの登場人物の暗さや傷の抱え方の描きようはやっぱり好きなんですけどね。転球さんの関西弁はなぜか苦手。あとUFOとかを混ぜ込んじゃうのはちょっとなあ。。
全体としてはちょっと消化不良です。観たほうがいいけど、いい席で体調のいいときにって感じで。
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