5月3日夕 道学先生『あたらしいバカをうごかせるのは古いバカじゃないだろう』
チラシのレトロな、昭和な雰囲気に惹かれて行ってきました。来週末まで新宿THEATER/TOPSでやってます。開演前に作・演出の中島淳彦さんたちによるミニライブがありました。この日は海援隊の千葉さんがゲストにいらっしゃってました。フォークの名曲と言うことだったんですが、私は知らない曲ばかりでした。。。
とある九州・宮崎の港町に往年の名フォークシンガーと文通する女子高生がいました。その子がそのフォークシンガーに会いたいと伝えたがために、今は歌っていないフォークシンガーは見栄を張って吉田拓郎と一緒にその町へ行くと言ってしまう、そのことが町中に知れ渡ってしまったところから物語ははじまります。結局吉田拓郎とは嘘ばかりで、やってきたのは名もないフォークシンガーばかり。女子高生を軸に、町の人と歌い手たちのそれぞれの思いを描きます。
軸になっていた女子高生と先輩とのエピソードは、先輩の父や周りの想いがクローズアップされ、先輩自身の想いが伝わって来ず、ちょっと弱い感じがしましたが、歌っている歌はとてもいい歌でした。
他の歌もみんなそれぞれよかったので、それぞれの登場人物でレコーディングしてCD化してくれるといいのでは。ギターっていいなって感じでちょっとやってみたくなりましたもん。帰りに紀ノ国屋の楽譜コーナーをうろついちゃいました。影響されすぎ。
六角精児さんや草野徹さん、保村大和さんあたりのとっても個性的な感じが浮きすぎず、いいスパイスになってました。
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