5月4日昼 演劇集団キャラメルボックス「まつさをな」
キャラメルボックスという名前はもちろん以前から知っていたんですが、なぜかものすごく思い込みがありました。「ヅカファン」や「モーヲタ」のような、またはstudio life系といったような、コアなファンばかりが集まる劇団というイメージ。なんででしょうねえ?今回ネット上や演劇ブックでの評判を聞いて、食わず嫌いもよくないと思い、行ってみる事にしました。
ちょっと苦手めな時代劇でもありました。幕末、黒船が来るころの話。旅芸人一座にいた娘が、幕府のある家老の亡くなった娘とそっくりだったことから、その武家に養女にいき、みんなからとても愛されるようになりました。兄へのほのかな恋心、兄やその友人・父の関わる政治上のトラブルを、話としてはありがちながらも父母のキャラなどで笑いを取りつつ、しんみりモードまでもっていくのは、さすが人気劇団。
私は席が遠かったのもあり、ほろりとまではいけませんでしたが、観に行ってよかったです。
主役の温井摩耶さんの佇まいは素敵でしたが、なんといっても今回おいしかったのは父母役の粟根まことさんと坂口理恵さん。粟根さんの高い声と坂口さんの天然なぼけっぷり。お互いに慈しみあいつつ、負けない個性を持ち続けてる夫婦の姿が印象的でした。
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