5月6日夜 ヨーロッパ企画 第22回公演「苦悩のピラミッダー」
ヨーロッパ企画の3本立て再演の1本目になります。この劇団も私は初めて。前から観てみたかったところなので、とりあえず3本ともチケットは取りました。
いかにもエジプトを思わせるような壁画のセット。まずは映像による3本立てやDVDの宣伝。本編の最初もまるで映画を思わせるような、ストップモーションの出演者紹介。いつものこととなのかもしれませんが、よくできていて印象的でした。
ストーリーは有名どころのピラミッドの設営から少し後世に下ったところから始まる。景気も落ち着き町の流行り廃りが宮廷内でさえも話題になるような、ちょっとお気楽な時代。そこで時の王は新たに自分のピラミッドを建てよという命を出し、家臣たちがやりたくないながらもどうにかうまいことやろうと画策するお話。
簡潔にいうとやや期待はずれ。まず時代設定や背景が少し共感しづらい。そして演技がなんだかわざとらしい。どこが?と思って芝居中ずっと考えていたんですが、どうも一人がしゃべるときに全員がそっちを向きすぎている感じなんですよね。建ちかけているピラミッドの感想を言っているとしたら、みんなで同じ方向を見たままいろいろ言っていてもいいはずなのに、誰かが何かを言ったらピラミッドから目を離してその人のほうを見ている。そういうこともあるかもしれないけど、その前のめり感が少し不自然と受け止めてしまう原因になっている気がしました。
と、一旦それが気になってしまうとそればっかりに目が行ってしまって素直に楽しめなくなってしまいました。役者さんのキャラもやや薄な印象になってしまって。
でも残りの2本はこれを忘れて期待して行こうと思います。日曜深夜のテレ東「ユキぽんのお仕事」は毎回楽しみにしているので。。。
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