5月31日夜 少年社中リバイバルVol.2 『SLOW』
雨の中いってきました。Drunkバージョンです。野口雄介さんの出るSuspectバージョンも気になったんだけど、日程の関係で。
初見だったのでどんなお芝居をする劇団なのか興味津々。お正月のお台場の小劇場系のフェスティバルで名前を見たので今度行きたいなと思ってたんです。しかもサスペンスやミステリー系って好きだから。
推理作家を思わせるような苗字を持つ登場人物たちが、妄想の中の殺人事件や本当に起きてしまった殺人を巡って妄想や真実の告白を広げて徐々に真相が見えていく、基本ラインはそんな感じで。どんでん返しを繰り返し、最後まではらはらしました。抽象的でシンプルな舞台を使った鮮やかな動きとフラッシュを使用したアクションは印象的でした。
でも全体としてはちょっと。台詞まわしのわざとらしさって言うんですか、なんかシェイクスピアやギリシャ悲劇調のとうとうとした演説。ダメなんです。声張って芝居してる感ありありの。登場人物のそれぞれの自分大好き感がいやらしくにじみ出ちゃったような。まあアル中患者の施設だから、患者は特殊なキャラであるのは仕方ないんですけど。
フラッシュも繰り返し繰り返し観てると飽きる。インパクトが。。。
ストーリー重視でいけばもっと楽しめたのかもしれないんだけど、いかんせん睡眠不足でいっちゃったから、演説始まると眠くなっちゃってさらにダメダメでした(私が、ですよ)。
まあ、値段が高すぎて損したって場合を除いて、私はこれはたまたまこの作品との相性が悪かったのかも、と前向きに捕らえてもう一作観ようと思ってしまうので、また次、試してみようと思います。時間があったらSuspectバージョンを観て比較したかったな。
| 固定リンク
「演劇」カテゴリの記事
- 電動夏子安置システム「3483」2018.02.09 19:30(2018.02.10)
- MCR「貧乏が顔に出る。」2012/9/23 19:00(2012.09.24)
- 「日本の問題 Ver.311」2012/3/8 14:46(2012.03.09)
- ひょっとこ乱舞「うれしい悲鳴」2012/3/7 19:30(2012.03.09)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント