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6月11日夜 タテヨコ企画第14回公演「ムラムラギッチョンチョン」

あきらめかけていたところ、あまりに評判がよかったから無理してやりくりしました。気楽に観ることができて楽しいと。

仕事のあとに行くと、ほんっっとに眠いんですよね。なのであんまり行かないようにしてるんだけど、これは仕事の後しかどうにも時間がとれず。。。でもがんばって行っちゃうぞ。

お坊さんの話。修行の途中に行方不明になっちゃった坊主を探して仲間たちが山から下りて檀家にやってきます。坊主役の方たちの頭がきれいに剃りあげられててきれい。頭の形は今ひとつだったりするけど(笑)宿を貸してくれる檀家さんがちょっと怪しいうちで、地元の人が勝手に入り込んだり、いろいろな人が集まってきてます。行方不明の坊主はこのうちに寄宿しちゃってるんだけど、寺に戻る気はなし。それはなぜ?

激しく笑うわけじゃないけど、ププププって笑える。とりあえず眠くなってる暇はなし。坊さんの格好をしてるせいか、普通のことをやっても坊さんなのに普通じゃん、っておかしいんですね。変にまじめでもないし、自然に信仰を持って生きてる感じがなんか素敵で。信仰を持つって言うのは特別なことでなく、逆に人として自然なことなんじゃないかと思えるような。人間くさい感じが好ましく見えました。

周りの人たちはちょっとエキセントリックだったり、やくざがいたり野生児がいたり、とバラエティーに富んでて楽しい。私が好きだったのは檀家のお姉さん。結構やらかしちゃうんだけど、その強さと弱さのバランス感がすごくよかったです。あと、声が好きでした。

最後のほうの、みんなでお経をあげる様子が大迫力。何を感じるわけでもないけどなんかいい。

尼さん役だけがどうしても修行を終えた徳の高い僧には見えず、できの悪い小坊主に見えて仕方がありませんでした。あのキャラにはかわいらしさも必要だけど、でも落ち着いた品がないと元も子もないように思います。

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