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6月14日昼 劇団S.W.A.T!第35回公演「ESP Capriccio]

急に時間ができました。チラシが近未来的でかっこいい。

それにしてもなんでか私の中には時々変な先入観が生まれます。この劇団は普通の小劇団ではなく、特殊な固定ファン層がありそう、っていうような。ま、実際にあるのかもしれないし、それをどこかで見かけたのかもしれないけど、数日前に観に行った「劇団☆A・P・B-Tokyo」とかこことかにそういうにおいを感じてます。だから「劇団☆A・P・B-Tokyo」の感想にも「毛色の違った」なんて書いたわけですけど。スパグラもそんな感じかなあ。

わりとそういうところは敬遠しちゃってるけど、予定が合ったのでいってみました。私のイメージではシアターVアカサカって劇場自体が「毛色の違った」感じです。

超能力開発研究所と銘打った事務所で働く若者たち。超能力を持っているわけではなく、単に所長の大学の後輩たちで超能力に興味のある人たちが、なんとなく集まっている。研究の一環で出かけたドライブで、隕石に出会うところから始まりです。ドライブに行った4人は、その隕石の怪しい光を浴びたことでどうやら超能力を身につけちゃったみたいで。。。

研究所の上にあるやくざの事務所とのトラブルや関わりで話は進み、結局やくざの親分と研究所長は幼馴染の野球友達だったことでトラブルは解決。隕石による超能力はトラブル解決にも使われますが、最後には失われてしまいました。

いろいろあっておもしろいっちゃおもしろいんだけど、どうも吉本新喜劇みたいな。(っていっても新喜劇を観たことはないんですが…。)あとはお笑いグループの超新塾みたいなノリっていうか。誰かが何か言うと、俺も私もって寄ってきた挙句、全員でずどーんってこける感じ。(実際こけてるわけではないんだけど)なんていうか安っぽく感じてしまうんです。苦手だなあ。

エンディングの雰囲気とかまで仲よさそうなのは好感は持てるし、面白かったとは思いますが、この規模の劇団でファンクラブとかまで結成しているのは理解できない。また観に行くかもしれないけど、月1000円の会費を払ってサポーターにはなれないな。

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