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6月23日夜 宝塚BOYS

芝居を抜いても大興奮!開演前に阿部サダヲさん入場を目撃!いつもどおりのハンチングに短パン。これで観劇での出会いは去年の猫ホテ「電界」に続いて2度目。三宅マン観に来たんでしょうね。席は全然遠かったけど、帰りに劇場出るとこまでぴったりくっついちゃいました。近寄りすぎて無駄に緊張。

宝塚全然知らないし、観たことないけど三宅弘城さんファンなので取りました。客層がなんだかやっぱり違う。ミュージカル系とかのお客さんが多いようで、チケット取るのに苦労しましたよ。かなり後ろのほうだったけど。

戦後間もない宝塚。女だけのステージに、自分もやりたいと経営者にはがきを送った男子。それに賛同してオーディションに応募したり、ダンサーとして集められたりしたメンバーたち。研修を経てステージに上がる日を夢見て訓練する若者たちの物語。

いや、お芝居ももちろんよかった。前半はちょっとぐだついてた感があって、各々のキャラだけに頼っているようで辛かった。ちょこちょこ三宅マン素敵だったり、佐藤重幸さんなかなか面白かったり、柳家家緑さん意外に身のこなしキレがいいな、って程度で、ストーリー運びやエピソードはどうかなあと思いましたが、後半、もっていきましたねえ。夢への期待や、それが崩れていく様は男女や時代の壁を越えて響くものが。

そして、最後のレビュー。夢が破れた後の最後の夢の中。その切なさと相まって冷静になれば恥ずかしいほどのきらびやかな衣装とステージが、最高に輝いてファンタスティック。ここがあったからついパンフレット買っちゃいましたもん。

レビュー部分だけでももう一回観たい。休憩中、隣の人が何回もリピートしてるって言う会話をしてて何がいいんだろって思ったけど、最後までいって納得。

レビューのときのハイウエストのサスペンダーのパンツが、関係ないけど大人計画「どぶの輝き」に出てきた「限界パンツ」を想像させて、それを三宅マンが着て踊っているのがおかしくておかしくてたまりませんでした。ってこれを言ってわかってくれる人がどれだけいるのやら。

値段を考えるとリピートするのはかなりきついけど、面白かった。劇場が広いから、遠くからでももうちょっと迫力感じられるとよかったな。中島淳彦さんの脚本や鈴木裕美さんの演出はすごく好きだけど、ハコのサイズとテーマのバランスが悪かったのかも。

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