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7月12日夜 くろいぬパレード旗揚げ10周年記念公演 「尾花虎十郎劇団 祝三十周年記念特別公演「特急小江戸 近松心中膝栗毛」」

胡散臭い旅芸人一座ふうのチラシにちょっと食指が伸びずにいたんですが、すこぶる評判がよかったので、騙されてみることにしました。

家族同然の付き合いなら、それなりのいざこざもあるでしょう。関係が近ければその分因縁も強いもの。でも実際血の繋がりはなかったりするし、旅を続けてるっていう状況の中では、それもカラッとした後腐れのないものにしていくしか他にない。そんな、義理人情は大切にしながら毎日お客を笑わせるためにがんばる一座のお話。

最初は椅子の座りごこちが悪いのと客席が寒いのとでなかなか入り込めなかったんだけど、中盤以降、泣いたら笑ったり忙しい忙しい。興行がふるわず借金にまみれ座長の降板にまで話が及ぶ辺りからは、どの登場人物にも感情移入しちゃって…。守るものは守り続けたい座長、座長への義理は抱きつつも一座や座員の将来を心配する熊さん、娘を愛してるけど同じくらい芝居も愛する瑠璃子さん、母の愛を感じられず引きこもるおはぎちゃん、影でひなたで一座を守り盛りたてようとする兎姉さんとスヌーピー兄さん、そして自分勝手に生きながらもカリスマ的な魅力でみんなをふりまわす猫ちゃん。そのほかスミからスミまでみんな生き生きとしたキャラばかりで。

役者さんがとってもうまいんです。兎姉さんの島崎裕気さん、スヌーピー兄さんの高山和之さんが、個人的にはお気に入り。おはぎちゃん役の柳井洋子さんの声も素敵。狩野和馬さん演じる熊五郎兄さんも二枚目かと思いきやわあわあ泣いたり、暑苦しいけど面白い。

最後の公演のシーンはベタながらも泣きながら笑いました。終わってもどこまでが一座でくろいぬで現実なのか、ちょっと混乱しちゃいました。いやー、行ってよかったな。

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