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7月21日昼 ブラジル「天国」

なんか場末の町の工場で働く陰気な雰囲気が素敵なチラシ。そそられるなあ。

ブラジルは初めてですが、役者陣がすごい豪華ですよね。客演で観たかぎり。

今日もポケットだったけど、珍しく晴れました。傘なしでここに来たのって、うーん、思い出せない。

予約したのに名前がなくてイラッとしたけど、関係者分なのか、わりといい席もらえて満足。どーでもいいけど名前が漏れてた時必ず最初にきかれるのが、「誰の関係ですか?」誰も関係ないんですけど。。。知ってる人がいるから観にきたわけじゃない、純粋な客なのよ、大事にしてほしい。関係者じゃないと邪険にされてるようで、なんとなく沈みます。

工員が通いつめる美人おかみがいる飲み屋が舞台。けれどこのおかみ、過去のある魔性の女で…。おかみが昔の知り合いだと嗅ぎつける工員、先輩の妻と関係を持ったせいで期間工にならざるを得なくなった新入り、工員仲間の過去の栄光を知る女工員、その女工員にも秘密があり…、とみんながみんな脛にキズ持つ仲間達。みんなが隠している過去を少しずつ探り、あぶりだして行く様子が、薄ら寒くてぞくぞくします。

ただ、なぜかどこかにやさしい雰囲気が残ります。やさぐれ男たちのハードボイルドなサスペンスかと思っちゃったので、そのオブラート感が物足りなさにつながっちゃいました。あたふたしたり、とんまに興奮してる様子が人間味があって、味でもあるんだけど。自分の中の、雰囲気から読んだ期待と先入観が思いっきり邪魔になっちゃった。

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