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7月22日夜 ゴキブリコンビナート第22回公演「My life as a punishment-game~人生これ罰ゲーム~」

3Kっていうのも聞いていたし、劇場からは追放されたから野外だっていうのも知ってたから、覚悟はしてたけどここまですごいとは。唖然として口ぽかん状態でした。一人で行っちゃって状況わからず最初からすごく不安。誰かと一緒に行けばよかったと後悔。

これって舞台なんですねって言うような会場。きょろきょろしちゃった。テントがあったからこれが受付だろうと寄っていって、でもステージは?どこ?オールスタンディングって?

ありました。直径10mくらい、高さ4mくらいの足場が組んであり、そこに幕が張られていて、内側が劇場でした。カッパ来た観客がその中に続々と吸い込まれていく様子はなんとも不思議。中にはやはり荷台にやぐらのようなものが組んであるトラックが1台。見上げれば会場の外側にもトラックに組んであるやぐらのようなものが見えました。トラックのやぐらからは水が滝のように流れ、荷台に溜まっていっています。観客は好き好きにトラックを囲む位置に立って待っていました。なるほど、これがオールスタンディングねえ。

どこからともなく声が聞こえ、役者の姿が現れました。現代でありながら腰巻一つの原始人スタイル。アイヌと沖縄民族の縄張り争いがテーマのよう。四方八方から次々役者が登場。トラックへ集まり、身軽に上りながら物語は進んでいきます。水場を取り合い争う両民族。負ければ下の水溜りに落とされ、ひどいときには殺されます。激しい。

また、ブルーカラーとホワイトカラーの対立を軸に、痰飛ばしグランプリが催されます。ここで痰の的になった女の子は沖縄出身者だったのですが、アイヌにだまされグラビアアイドルになった結果、こんな場所に引きずり出され嬲られます。アクターズスクールに入りスピードになりたかった女の子。その元彼が彼女の恨みを晴らそうと動き回るんです。

女の子の妹の家庭や痰はき予備校やアイヌアクターズスクールなど舞台は様々に変わり、最後にはシャーマンまで現れて、役者はこれでもかといわんばかりに、縦横無尽に走り回ってました。しんどいんだろうな。外だから声の張り方も生半可じゃないだろうし。

場面が変わるたびにトラックが動き、外側の足場が開いてトラックとともに役者が入りはけ。トラックや足場の動きに合わせて、観客は逃げ惑いました。楽しい楽しい。生ゴミが飛んできたり、トラックの泥水が降って来たり、汚れるし。ぽかーんと呆れながらも話を追って、トラックから逃げて、で大忙し。

めちゃめちゃなアクションを繰り広げていながら、ストーリーも一貫して通っているのがまたすごい。差別をテーマに、建前ではなく底辺部分の汚らしいところを描いて、人間生きている限り差別はあるよ仕方がないよ、っていうメッセージを、諦めではなくパワフルにエネルギッシュに届けちゃうのがすごいなあ。

カッパ着てるから蒸れるし暑いし、大勢入る中で動き回るから危ないんだけど、とっても面白かったです。ぜったいまた行きたいよ。もうちょっと涼しいときだといいな。

オマンキーゴーズトゥハリウッドさんがいつのまにやらオマンサタバサさんに改名されていてちょっと驚きました(笑)。

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