7月26日夜 Piper結成10周年公演『ひーはー』
興奮がとまらないくらい、楽しみで。大王のお話はいつもほっこりあったかく、げらげら笑えて、最高ですから。
最初に後半の公演をとったんですが、複数回観に行きたくなったら後半じゃ困るって思って、初日にも取りました。「みんな昔はリーだった」の時も同じことやったなあ。わかってるんだから最初から初日取ればいいのに。「リー」の時は結局3回行きました。スプーキーハウスは観てないんだけど楽しめるかなあ。
大王の語りが導入。最初から飛ばしてますねー。地方のもう潰れたステーキハウスに住む親子3人。ある日そこへアメリカの有名なギタリストがステーキを食べに来ることに。レストランなんか営業してないのに、おもてなしすることになっちゃったから大変。一家はステーキハウスといえばウエスタン、ということで着替えにハケます。
そこに現れたのは西部劇風の出で立ちの二人の男。ネットで知り合った西部劇マニアの二人は雰囲気のよさそうだったこの店をオフ会の会場に決めて集まって来たのでした。
この男たちがハケたところで出てきたのは一組の男女。途中で誤ってギタリストのクロード・チアリを殺してしまって逃げ込んだのです。さらにはそこに住む夫婦の高校時代の友人で軍人の男まで現れて…。
登場人物が順に出揃ったら、あとは巧みな入りハケなよるシチュエーションコメディ。勘違いを積み重ねた繋がりっぷりが秀逸。見事としかいいようがない。繋いでいく観客は頭を使うし混乱もするけど、読めた時の爽快感は最高。さらに先読みできちゃった場面では一人でぐすぐす笑っちゃって、こらえるのが辛いほど。
最後の最後で大王が再登場。一回観たくらいじゃあらすじなんて説明できないでしょ?だなんて、もうにくったらしい!でもまんまと術中にはまってリピーターと化す私でした。
余談ですが、川下さんのひーはーの掛け声、すごくかっこよかったです。踊り、かなり間違えたりずれてたりしたけど、「ひーはー!」に免じて目をつぶりましょ。
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