7月29日昼 小指値 5th Stage 「Mrs Mr Japanese」
身体表現に力を入れた演劇だと聞いて、チェルフィッチュのようなものかと、ちょっと構えました。あの独特の、抑揚のないたるっとした動き、苦手なんで。。。舞台も具体的なセットは何もなく、四方の壁と真ん中奥の衝立てだけ。どんな風に展開されるのか、期待と不安が高まります。
渋谷の喧騒をバックに繰り広げられる、高校の同窓会。現在と過去、そして紛れ込むタイムトラベラーによって未来までも。
このダンスのような体の使い方がすっごくおもしろかった。チェルフィッチュとは明らかに違って。なんなのでしょう?単に動いてるのではなく、お話や台詞の必然に裏打ちされている、というのか…。
例えば久々の友達との近況報告で、フリーターだという相手に自分は構成作家だと言う時に、背伸びして爪先立ちになることで上から目線を出したり。例えば相手が結婚してると聞いた負け犬感を出すのにブリッジに近いくらいのけぞってみたり。心象を動きで見せられるのがとても自然に自分の中に入ってくる感じ。
また小道具を使わず、昔の大きい携帯を表すのに人一人抱えて通話してたり、立ってる人の服の裾を引っ張ることで洗濯物干していたり。
役者の動き一つで場面転換やいろいろな変化を感じとれた時の楽しさが味わえました。生のお芝居のおもしろさっていうのが。役者さんはあれだけ体を張るんじゃ80分でも大変でしょうけど。
日曜の昼という時間のせいかお子さん連れの客がいたのはいいのですが、開演ぎりぎりまでロビーで騒いでたり、役者の友達らしき客が特定の役者の出番に手をたたいて笑ったりこそこそ話をしたり、と客側のマナーの悪さが気になりました。どこにも言いようがないのでここに書きますけど、どうしたらなくなるんですかねえ。。。
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