7月4日夜 東京ハートブレイカーズ 6th sense ゼリーの誘惑
中野のザ・ポケットに行こうとすると絶対雨降りになってるのは気のせい?
東京ハートブレイカーズ、前回の「アポロボーイズ」に続いての観劇です。チラシの雰囲気とかはちょっと引いたんだけど、やっぱり行っとこう。
どこかの小ぎれいなリビング。主人公の男と、なぜか女言葉でぶりっ子して話す男。気色悪いけど妙にナチュラル。主人公の部屋に居候している後輩らしいのだけど、その後輩に主人公の元カノの中身が入り込んじゃったみたい。そこに主人公の友達やら、元カノのお兄さんが訪ねてきちゃって。。。
設定はわかりやすくよくあるパターン。だけど役者さんの力で魅せてくれます。主人公はいたってノーマルに後輩と元カノの変身を驚き、受け入れ、まわりとの折り合いをつけていき、変身した後輩は自然なしぐさで元カノのキャラを演じ。元カノのお兄さんはものすごく個性的なキャラでまわりを振り回して行きます。シチュエーションの混乱ぶりが楽しい。
お兄さんが現れてからは場面場面で4人のバンドのライブが入り、それがいいアクセントになってました。アポロボーイズのときのような必然はなかったけど、入るだろうと思っていたのでそんなに不自然さは感じなかった。
せっかくほんわかどたばたと来たのに、最後の主人公と元カノのやり取りはちょっと真剣で重かった。そして長かった。確かに主人公と元カノの関係性はこのストーリーでは軸だけど、深追いしちゃうと雰囲気が変わっちゃう。元カノは結局いなくなるんだから、もう少しさらっとしたやり取りであって欲しかった。
アンコールでのエレキギターをぶら下げて演奏せずに振り回して踊ってる様子がすごくほほえましかったです。みんなが楽しそうで。みんなの空気がなんだか懐かしい感じなのがすごくいいんです。
でもやっぱりアポロボーイズのほうが私は好き。この日はメンバーのみのすけさんが観に来てましたよ。アポロボーイズのツアー、行きたいな。
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