8月11日夜 ブルドッキングヘッドロック『不確かな怪物』
暑い中はるばる三鷹へ。時間があったからついうっかり駅から歩いちゃったら、茹であがりそうだった。
上演まで舞台のスクリーンに映像が。カラオケとかおもしろかったです。
幕が開くと舞台は所狭しとセットが。この広い舞台をここまで隙間なく使いこなしているのは初めて。転換なしで二つの家庭の居間と、お店と病室とを見せています。奥の庭から手前の通り、上の二階まで文字どおりの隅から隅まで。ちょっと雑然としてはいるけど、よくこんなに上手に使えるもんだと感心。
田舎の町のある家族のもとに長男が10年ぶりに帰ってきます。もうすぐ村は夏祭り。ちょうどその頃ある作家にあてた間違い手紙が届くようになり、小学校の教師である次男は間違い手紙に、ふざけて返事を書き始めた。。。
淡々と進んでいた物語が、教え子がやぐらから落ち、入院中の友人が血を吐き、スナックでガス爆発が起きるあたりから急展開。どこからか妄想と現実が入り交じってしまい…。
私には結局何が現実でどれが誰の頭の中のエピソードだったのか、よくわかりませんでした。次男は間違い手紙を書いていたのか、返事を書いていたのか。長男は実在するのか。入院していたのは友達なのか、教育実習の教え子なのか。隣家の子供はいるのか。もう疑問だらけでちっともすっきりしません。畳から手が出たり、かかっていた額がずれたりはなんだったんでしょう?解説がほしいです。
ハイバネカナタの椎谷陽一さんが観にきてました。開演前にお見かけして、あの人絶対どこかの役者さんだとは思いつつ、名前が思い出せず。終わって帰りの電車の中でようやく名前が出てきました。こっちはすっきりしてよかった。
| 固定リンク
「演劇」カテゴリの記事
- 電動夏子安置システム「3483」2018.02.09 19:30(2018.02.10)
- MCR「貧乏が顔に出る。」2012/9/23 19:00(2012.09.24)
- 「日本の問題 Ver.311」2012/3/8 14:46(2012.03.09)
- ひょっとこ乱舞「うれしい悲鳴」2012/3/7 19:30(2012.03.09)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
ハイバネカナタの椎谷陽一です。
5年生のはなしの際にも
ブログ読ませていただきました。
今度、ブルドッキングヘッドロックの
小島さん、篠原さんにうちの劇団に
客演していただく関係で観劇しました。
これからも、ブログ読ませていただきます。
投稿: はじめまして | 2007年8月13日 (月) 11時31分
椎谷さま
コメントありがとうございます!
なんか勝手に噂話してたら横に本人がいた、みたいな気恥ずかしい感じです。すみません。今度お見かけしたらお声かけてから書かせていただきます。。。
来月の公演楽しみにしてます。がんばってくださいね。
投稿: めっこ | 2007年8月13日 (月) 23時39分