8月24日昼 少年社中×ホチキス 期間限定劇団 毛利と米山「銭に向け叫ぶ」
二つの劇団のコラボ。にぎやかで勢いがありそう。
ある芸能事務所に所属する男性アイドルを軸に、マネージャーや新人アイドル、社長夫婦。ヒトの値段を付けるサイトの男。男性アイドルの兄弟。アイドルのファンでグッズを買い漁る文具メーカー社員とその同僚や上司。アイドルの兄がはまる新興宗教の教祖。その新興宗教に騙されかけた、かつて娘を殺された夫婦。娘を殺し、今はその新興宗教つぶしに関わる警察。…登場人物が多いっ!開演前にしっかり当日パンフ読んでおいてよかった。。。コラボなだけに出てくる役者は多く、しかも関係が複雑に絡んでいるので、把握してからでないと理解できないかも。
まあこれだけの登場人物をさばいて、お話をまとめた脚本は立派。はちゃめちゃな設定なのに、伏線がきっちり繋がってましたもん。
場面はころころ変わるので見せる転換が続きますが、後ろでセットが動く中前で別の場面が展開したり、とテンポよく進めようという工夫は功を奏していたように思います。
でも、なぜなのか、話が遠くに感じられて…。私の体調の問題なのか、相性が悪いのか。役者さんがキャラは濃いのにオーラは薄い感じがしたのは人数のせいかしら?話が収束してくのを感じるのにどうなるのかってわくわくしなかったんですよね。原因不明。
舞台の統一感のなさも不思議でした。まるで見せ物小屋ふうののぼりや垂れ幕に対し、動くセットのぎんぎらの壁。オフィスや家庭のシーンが多かったのになんであんな壁だったのかなあ。かなり疑問。そしてのぼりや垂れ幕も芝居中に生かされることはあまりなく…。単にコラボのお祭り気分の表れ?反対に衣裳のセンスの良さには惹かれました。かっこよかった、欲しくなるほど。
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