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8月25日昼 劇団競泳水着 第七回公演 「なだれる」〜注意報すら、のみこむ恋。〜

ほんとさわやかすぎて恥ずかしくなるような、青春ラブストーリー。女子高生と先生の、切なく淡い、でも確かな気持ち。取り巻く人々のわかりやすい脇役キャラ。うたい文句どおりのトレンディドラマです。

初めて学内を飛び出しての公演ということで。やっぱり全体的に若いですね。スタッフも観客も。なんだか学生っぽいゆるさと緊張感を感じました。

北海道の高校の放送部に所属する姉妹。姉は先生と恋愛中だが先生は学校をやめ、アメリカに少なくとも2年の留学に出る。何の約束もないまま…。3年経ち、姉妹は東京で暮らしており、姉は先生のことを引きずりながらも新しい恋に踏み出そうとしたその時、帰国した先生から電話が入る。そして二人は。。。

舞台を4つの場面に分け、左に現在の姉妹の暮らす部屋、中央が高校時代の部室、右に先生が帰国して泊まっているホテル、を置き、舞台上の位置で時間や空間の行き来を表します。バランス的に部室の空間が話の重要度のわりに広すぎる感じはしましたが。ホテルと家での電話の場面などのために間に部室を挟まざるを得なかったのでしょう。なので端と端で話が進むことが多いように思いました。役者のアクションは少ないのに、舞台の全部を上手に使いこなしてたなあ。

90年代のドラマっぽいどきどきや、煮え切らない二人へのもどかしさなど、楽しかったです。伏線やエピソードがうまくつながりすぎてて、まとまり方が小ぢんまりしちゃったかなとも思いましたが。。。このかわいらしい感じ、は今後も気になります。

お芝居中、劇団関係者のお友達らしいカップルが隣に座ってたんですが、手を握ったり離したり、肩にもたれたり、気になりました。普段だったらごそごそすんなってプリプリ怒っていたでしょうが、ま、芝居が芝居だけになんだかちょっとうらやましく微笑ましくなっちゃいました。

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