8月2日昼 リボルブ方式 第7回公演「東京衛星」
シュールな話のオムニバスでした。衛星の軌道に見立て、交わらないながらも関連する話で。最初はよくわからない不思議なストーリーでした。
開演前の舞台上の立て看もわりと好きです。登場人物がいろんな顔してみせてるあたり。
短編集なので、つながりを説明したいのにそれが私には難しい。お話はそんなに入り組んだわけでもなく、登場人物は少ないからその場で話せってなったら言えたかも知れない。でも次々それを展開していったのがやっぱりよかったんだろうな。大家さんや探偵さん、呑んべえさんなど、お話が進むにつれキャラがだんだんエッジの効いた感じになってきて。
最後のヨネクラさんになって、お話やキャラをどう収束していくのかが見ものでした。ゲテモノキャラで押し切るでもなく、アテレコをうまく利用してすごく面白かったです。繰り返しも効果的に使っていましたよね。たびたび笑ってしまいました。
オムニバスだからという強みが強みといえるほど押し出されてはいないので、多少物足りない感はありますが、全体を通したぼわーんとした雰囲気は魅力的です。でも逆に言えば設定やストーリーよりも強烈キャラの役者さんの力に頼っちゃったところはあるのかも。まあ。それでも次回にはつないで行きますよ。
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