9月21日昼 虎のこプロデュース公演「Time Trouble 齢30」Cバージョン
同じ脚本でキャストを変えて、の6バージョン。30歳という年に関係する小品6種かと思ったら違いました。オーバーとかジャストってのはキャストの年齢のことなのかな。結構がっつりした3人芝居でした。
役者さんは西慶子さん以外ほとんど知らなかったので、どのバージョンでも、と思ってアンダー30の男性によるCに。1999年夏、インテリアタオルの会社を興した3人組。話す言葉遣いから、若干の年齢差があるように見えますが、そこそこ仲良くやっている様子。が、一人の態度がだんだんおかしくなり…。実はその彼、2007年からタイムスリップしちゃったんです。1999年を思い出し懐かしんでいたら。そして帰り方がわからないままその日をひたすら繰り返していると言うんです…。あとの二人に打ち明けても信じてもらえるわけもなくて。
単純にタイムトラベルもののコメディとして楽しんでいましたが、何回か行き来するうちに彼のコイバナがタイムトラベルの目的になっていきます。そのあたりでちょっとあれって思いました。時間を縦軸としたら3人の関係が横軸と思っていたので、出てこない彼女にスポットが当たるのはなんか違うな、と。この軸のブレのせいで、後半長く感じました。
おもしろかったけど、ひねりが余分に思えてしまいました。まあ6バージョンを描き分けるにはこのくらい必要なのかな。
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