9月23日夜 ひょっとこ乱舞第18回公演 「トラビシャ」
ひょっとこ乱舞、初めてでしたが、なんだか雰囲気とっても気に入りました。
まずいろいろなサービス。タダ見やアンケートキャッシュバックや抽選での次回招待。ユニークで楽しくなりますよね。スタッフの雰囲気も控えめだけど行き届いていて、観劇前からポイントアップ。
お話は結構複雑に作りこんであり。なんだかよくわからなかったので説明しにくいな。一週間ほど前、幼い娘を殺してしまった母。夫は家を空けている上役に立たないので、夫の兄に電話する。兄はあわてて弟にも連絡し、死体のある家に向かうが…。話は殺した時点、一週間前に遡る。母親は殺したことをネットに書き込み相談する。そこで代わりに娘になってあげるという少女と出会い、一緒に暮らし始めた。兄が訪ねて来たとき、2人はトラビシャの縁日に散歩に出たところだった…。
どこかずれてるおかしな登場人物たち。そこにすっと入り込めたのは、物語の成り行きを見つめ、時に参加したり誘導したり、という男女の存在があったから。芝居を観る者の視点として観客との間にワンステップあったことで、ずれた人たちを違和感なく観られました。だからお話は結構いろいろ飛んでわからなくもなるんだけど、全部把握できなくても適宜連れ戻してもらえるから、わからないことが辛くないんです。むしろ心地よい。
とはいえ、もう一回俯瞰で全体像を掴みたいような余韻も感じていて。もちろんリピーター割引あるし。
アンケートは私は出すのが礼儀であり、義務だ、くらいに思っているので、キャッシュバックはいただきませんでした。お気持ちだけでうれしいです。こつこつ貯めて次のどこかに使ってくださいね。
ちなみに携帯メールですが、受信設定したつもりなのに届いてませんでした。ざんね~ん。どんなのが送られてくるんだったのかなあ。見たかったな。
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コメント
劇団ひょっとこ乱舞でWeb管理を担当しております、遠藤と申します。
今回はご来場頂き、ありがとうございました。
こちらの記事へのリンクを、当Webサイト「トラビシャ批評・感想」のコーナーから貼らせて頂いてもよろしいでしょうか?
投稿: ひょっとこ乱舞Web管理人 | 2007年9月26日 (水) 07時12分