9月9日夜 劇団鹿殺し第16回公演「殺ROCK ME!」ゲスト河原雅彦
開演前からやられました。突然オレノさんが舞台から現れ次から次へと役者さん達が。金髪にヒョウ柄の衣裳が妙にセクシーで、うろうろするのに客にからむでもなく、自分の世界にすでに入っていて。見ててもなかなか目を合わせてくれないから逆にすごく見つめることができました。一人にらめっこしてくれたけど、恥ずかしくて負けちゃいました。悔しいなあ。
また勉強不足で、サロメを知らないまま観ました。ので、原作との比較はなし。未来、2045年、日本は戦争に負け、かろうじて生き残った弱い王族が統治しているが、反逆分子をたくさん抱えている。王も王で、兄を殺し、兄嫁を手に入れ、姪であるサロメを手込めにして監禁して、自分はバカになりきって事態を乗り越えようという体たらく。そんな中、幽閉されていたサロメは月の男爵の力を借りて城を脱出し、反逆学生と知り合って再び城へと戻るはめに。カリスマバンド、イエスマンの信者で王の暗殺に忍び込んで捕らえられた、ヨカマンと恋に落ちる。。。
サロメを寵愛する王やそのことでサロメを憎む母女王、王に反旗を翻す者たちの策略や陰謀で、サロメとヨカマンは想いを遂げられず、サロメが下したヨカマンの死刑が執行されて二人はようやく一つになれたのです。
なんと言っても役者さん達が美しい。顔立ちもさることながら、肉体が、身のこなしが、Vラインが。みんな揃って腹筋割れてるし。美しい肉体をフルに使って走り回り踊りまくる、それだけで圧巻です。板倉チヒロさんやリアルマッスル泉さんや…。他にも気になった人たくさんなのに名前がわからない。。。江戸川卍丸さんの動き、ジャンプ力にはほんと目を見張りました。チョビさんが傘で空に浮かぶメアリーポピンズさながらのシーンは実際風が吹いているかのように見えました。
もちろんメインゲストの中村まことさんや加藤啓さんも魅力は十分発揮。なんておいしい舞台なんでしょ。
日替わりゲストは河原雅彦さん。押さえ気味のテンションなのにおっかしかったな。紳士の微笑みを浮かべながらパンツおろすし。最前列だったので、ちょっとぎょっとしたけど。
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