10月10日昼 東京デスロック「社会」
追加公演やってくれてラッキー。夏のを見逃したから観てみたかったんです。
客席対面設定で、舞台はどこかの会社の休憩室。お昼休みの風景です。かつてバンドをやっていたリストラ予定の社員、自主退職予定の人、チーフ、かつてのバンドの後輩だった新しくきた派遣社員などが出入りして、ちょこちょこ内緒な話をして。誰と誰がこの情報を共有してて、誰に話したらいけないかを設定して、会話の混乱を生じさせたり。大きな波があるわけではなく、作者曰く現代口語演劇の要素を散りばめた作品、とのこと。
そう聞いて思い返すと、どこか平田オリザ作品ぽく見えちゃったりもしました。一人っきりの場面とか、二人でのぎこちない会話とか。基本に忠実だとそうなるのかな。
作品解説、おもしろかったです。名札の話とか、弁当箱の話とか。一番へぇだったのがエアコンのこと。ちょっと寒いなあなんて思っていたけど、ついてることが演出の一部だったんですね。確かに確かに。納得。
作演の多田さんの醸し出す雰囲気が素敵でした。桑田投手好きとか。書いてるものとのイメージのギャップが。あんなややこしいもの書いたなんて。
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