10月5日昼 ノアノオモチャバコ chapter.4「地球儀のはしっこの街のナマエは」
ぽっかり時間が空いたので昼ギャザのあったノアノオモチャバコに。前回5月の公演には迷った挙げ句行けなかったので。
世界の北にある村。温暖化が進みつつある。そこにナカムラという男が辿り着いた。と同じ頃、村の港にはキンギンキラキラを積んだ難破船が現れます。財宝の所有権をめぐって、村は二分して争いはじめるのです。のどかで平和な町だったのに。それまでは村になかった「多数決」という概念をナカムラが教えてしまい、村人は票集めのために買収やら傷害事件まで起こす始末。ナカムラは村人と交流していたが、実は暗い過去があり、追っ手が現れて…。
舞台はセットもなくフラットで天井から布が数枚ぶらさがっているのと、正面の壁に船の舳先らしい突起があるだけ。さすが空間美術を得意としているだけのことはあって、エンディングの美しさはすばらしいです。役者さんの動きもストップモーションを多用して場面分けにしていたりするのは、なかなかよくできていておもしろかったです。ただちょっと体のキレというかメリハリというか足りない感じはしたかな。顔の表情のキレのよさに比べて。
全体として勢い不足。ストーリーが村の争いと異常気象とナカムラと、といろいろ詰め込みすぎたせいもあって、広がりというより分散といった印象を受けてしまいました。お話に引き込まれない。最前列に座っても、私も眠くなったし、隣に座ってた人なんか半分くらいこっくりしちゃってました。でも今後には期待できそうな。。。
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