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10月6日夜 真心一座 身も心も第二章『流れ姉妹〜ザ・グレートハンティング〜』

舞台好きには垂涎のキャスト。ほんとよく集まったもんだ。

第一章を見逃したので、設定わからないまま行ったけど、昭和の匂いぷんぷんで素敵。開演前のナレーションからくすくす止まらず。池田成志さんや廣川三憲さんやら。

村岡希美さん演じる妹・かつこと千葉雅子さん演じる姉・たつこ。新大久保で闇診療するかつこの診療所でチンピラを殴り倒したたつこ。それを庇ってかつこは服役し、たつこは姿を消した。保護観察を終えたかつこは姉を探して旅芸人の一座に入り込む。高田聖子演じる座長と次第に打ち解けていくが、座長には人には言えない過去のトラウマがあった。姉・たつこは北海道で相島一之演じる男と出会い、なぜか鳥取まで追い掛けていくはめに。反発しながらも次第にひかれあって。。。姉妹はそこでついに再会し、憎み続けた母の思い出を断ち切るために母がいるという大阪へと向かうと決意。心を通わせた男たちと別れて…。

有名劇団の顔ともなっている面々が、総力をあげてバカやってるのがかっこいい。話としては昭和40年代くらいの大映ドラマかシリーズものの2時間サスペンスか。それなのに大人の粋を漂わせていて。下衆なやりとりからにじみ出る繊細で複雑な感情。でも上品に笑いに落としこんで。ほんと最高。

ガヤ4人衆、よかったなあ。この4人がメインでなく何役にもなってとっかえひっかえ現れるなんてなんて贅沢なんでしょう。小林顕作さんは何やってもかっこいいし、政岡さんの小学生役はなんともかわいく愛くるしく見えちゃう。電気でオバチャン役やってた人とは思えない。伊達暁さんは阿佐スパや他では見られないようなコミカルな姿してるし、信川清順さんは力強さから色気まで完璧だし。

一章を見逃したのがすごく悔やまれました。そして続きがとっても気になるな。

初日だけに見たことある人たちがいっぱい来てたようです。新感線のいのうえさんや長塚圭史さんや篠井英介さんや市川しんぺーさん、山田まりやさんもいたなあ。すごいすごい。

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