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10月8日夜 MCR 「マシュマロ・ホイップ・パンク・ロック」

だいぶ前からチラシが気になってました。両方観ることにしました。笑えて泣けるってのが私のツボなので。それを求めて。

突然性的な快感に見舞われるという奇病にかかって病院を受診する江見くん。医師から笑われた上、肺癌で余命半年を宣告されてしまいます。悪友たちには言えても、唯一の肉親である弟や彼女にはそれを伝えられずに、ある意味失礼な行動をしちゃったり。弟が半年後に結婚するって聞いても、半年後ってことばかりに引っ掛かって祝いの言葉に結び付かなかったりしちゃうんです。ある日、降ってくる快感がある女の子のものであったことが判明。快感だけでない様々な感覚も双方向で行き来していることがわかり…。お互い気持ちいいことは楽しみますが、江見くんは癌の痛みが伝わることを心配して鎮痛剤漬けになっちゃって。江見くんを中心にみんながみんなを強く思いやりすぎて傷つけあう、そんなお話。

心の機微をみせながら、笑いももりだくさん。ストレートな笑いじゃなく、一生懸命生きるが故にポイントがずれていく、そんなおかしさ。熱さがぶっささります。ぐすぐす笑った直後に、死や命に迫ってみたり、っていう重さと軽さのさじ加減が。当日パンフにあるとおり、なんか元気になれるパワーを感じます。

病院で弟がぼそぼそと兄にかける言葉が涙を誘いました。涙腺ゆるいな、私。ぶっきらぼうな棒読み口調なのが効果的なのか?でもつーっと涙流れてもすぐに笑わせられるから忙しいな。

もう一本も笑えて泣けるのかな。楽しみ。

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