11月10日夜 劇団印象-indian elephant-「青鬼」
初めてみるとこってなんか緊張しますね。チラシがなんだかかわいらしいのが気になっていて。どんな雰囲気なんだろ。
まず客層が不思議。思ったより年配の方も多い。開場と同時くらいに入ったんだけど、普通だったら最後まで埋まらない最前列の座布団にかけこむお客さん。そんなに近づきたいってなにかあるのかな。お尻痛いのに。固定ファンかしら?あと外人さんまでいたりして。ますます中身の予測がつかない。
舞台はいくつかの台が置かれただけのシンプルなもの。新婚旅行先のアラスカでイルカの味を覚えてしまった夫婦。病み付きになって毎月のように密輸するように。ある日取り寄せたイルカが水槽を飛び出し言葉を発しちゃったんです。とまどいながらもかわいらしさにメロメロな二人。食べたい気持ちも変わらないけど…。日々一緒に過ごすうち、夫の体に異変が起き、だんだんとイルカ化していく。逆にイルカは人間のように。元に戻るにはイルカを食べてしまうしかなくなって。
シュールなメルヘン。ほんわかと愛らしいけどやや苦手分野なのかな。ちょっと毎日の観劇疲れでうとうとしちゃった。童話のようでありながら、食べる食べられるという関係のもつ残酷さ、それが人間とイルカという微妙で中途半端な現実感。私には少し焦点がぼやけているように思えました。
イルカの(造形は別として、、、)キャラとしての愛くるしさには癒されました。奥さん役の片方良子さんは声がかわいかったな。
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