11月12日夜 三条会アトリエ公演「いやむしろわすれて草」
私の「秋の観劇祭2007」〜10日間で14本〜の栄えあるトリを飾りましたのは三条会。出演する東京デスロックの多田淳之介さんの誉めっぷりがすごかったので、これは千葉まで行くしかないと。どんだけのものが出てくるのか、すごくハードル上がってます!
五反田団「いやむしろ忘れて草」、3月に観たのに完全に忘れてる。同じ時期に同じアゴラで観た蜻蛉玉と完全に混じってる。これだからこういうの書いておかないとダメなんだよ。四姉妹って言われてもぴんときてなかった。
それでもまぁ当日パンフの役見たら少しずつ思い出しました。そしてあれを男って、どうなるの?
なんていうのか、衝撃でした。同じ戯曲でこんなになるなんて。三条会メソッドがどんなモノか知らないけど、度胆を抜かれたのは確か。こういうのって演劇なんだぁ。。。そうかぁ。。。
勢いと力強さだけでない、そこにある脚本を咀嚼して消化して排出した感じ。炭水化物が糖になり、エネルギーになる。力まずにさらっと。気を衒うでなく、自然にそうなったとしか思えないような、すとんと落ちて溶け込んでいく感じ。心地よい。
「父さん」の表現の仕方がいい。あの飄々とした雰囲気の、演出の関美能留さんのどこにこんな太さが潜んでるんだろ。また理由のわからない涙にうるうるきてしまいました。
こんな少人数しか観られないのが本当にもったいない。もう終わっちゃったのがもったいない。あの世界、しばらく浸ってみたいです。
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コメント
私もブログ書いています。よろしくお願いします。
投稿: ずーさん | 2007年11月18日 (日) 16時50分