11月18日夜 げんこつ団「サロン」
ちょっと期待値が上がりすぎてました。たぶん劇団の方向性とベクトルの違う期待だったから。私の勝手な思い込みによってがっかり。やってる側からすればいい迷惑。
山の中の一軒家で起こる事件。たまたまそこに迷い込んだ推理小説家とその助手が解決に挑むが、そこに集っていた人々は仮面をかぶっていて。正体は子供を案じて化けた親。また別の場面では娘の言いなりになる家族、鞭で殴られ怒鳴られても、必死で娘のご機嫌をとる。また別の場面。ある部屋に引きこもってる一族。外の世界は恐いと伝承し引きこもり続けていたが、若い娘は出ていってしまう。また別の話。親は子供を家に置くため、子供の行く先興味の的をすべて爆破しちゃったり。。。
わけのわからないコント風なので羅列しても意味がないですね。でも並べて初めて、家族の話ばかりなことに気付きました。親が子を、子が親を、思うあまりにとってしまった行き過ぎた行動。ありえない世界だけど、想いとしてはすぐそこにも、ほら。
もっとぶっとんで、突き抜けてる世界を想像してたから、意外に地味でまったりしてある意味オーソドックスでもあったことで、つまらないと感じてしまいました。うーん。最初にそう感じてそういう目で見続けちゃったのが失敗だったな。切り替えて楽しめたらよかったかも。
ころころ変わる役柄に役者さんはきっちり対応していて、いったい何人で演じ分けてるんだろうと数えちゃったくらいくっきり変化してました。すごいな。
次もチャンスがあれば観てみようかな。これ一回で切り捨てるのは忍びない気がして。。。
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