11月18日昼 バジリコFバジオ「AC/DC WORLD'S END SCHOOL GIRL!!!!!」
毎回イラストかわいいですよね。公演は初めてみます。
青森県の女子高生にまつわる恋とミステリー。正直言ってお話はよくわかりませんでした。いやいや、ここまで理解不能というか、後からあらすじ思い出そうとしてもちっとも思い出せないのは初めて。いろんな断片がちょこまかとつなぎ合わされて、なぜかひとつのお話になってしまってるって感じ?
でも決してそれはマイナスではなく、わからなくても楽しめる。私はお芝居観るときにわりとストーリー重視してそればっかり追ってしまうことが多いんですが、その私がストーリーを追いかけなかったんです。だいたいストーリー追ってわかんなくなってくるとイライラしてつまらないと思っちゃいがちなんだけど、ここではそれがなかった。帰りがけに歩いている観客が「今回のわかった?」「うーん、前回よりは。。。」なんて話してたから、これがこの劇団の持ち味なんでしょう。マンガ的でキュート。
圧倒されるほどの勢いじゃないんだけど、あたふたする高校生のどたばたがなーんか、かわいい、ほほえましい。女子高生役の女優さん二人がもう、かっわいくって。
舞台の仕掛けも単純なんだけど、くるくる回る壁から次は誰が出てくるのかとか、人が吸い込まれる穴とか、徹子が出てくる窓とか、楽しいんだよね。急に歌ったり踊ったり、お人形が会話を始めたり、とにかくかわいらしさがぴったりはまってる。
そこをシメるのがはえぎわの鈴真紀史さん。独特の色気ですよね。ある時は女子高生、ある時はバーのママ。しかも片目で。禍々しい世界を展開するのにふさわしい雰囲気でした。
よくわからなくてもキュートな感じはいい。また次が気になる劇団。
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