11月19日夜 劇団桟敷童子二作品連続上演 「第2弾「しゃんしゃん影法師」」・・・ホラ、影ガ泣イテイルヨ・・・
やっぱり外せない桟敷童子。似たようなテイストで泣かされることがわかってても。何かが浄化されるような。
神隠しの村の神社のお祭りで、全国まわりの影絵の婆たちが見せ物をする。村の中村一族の、妻が隠された夫とその息子、夫を隠された不知火の妻も一緒に見物。神隠しにあった家族は仲良くすると祟りが、という伝説を信じる村の者達は3人を引き離そうとするが…。夜は大人の見せ物があり、見せる女の子は昔この村で隠された女の子そっくり。隠された女の子の兄は必死になってその子の記憶を引きずりだそうとするが、名前さえも思い出せない女の子。隠された子が帰ってきたら、再び神隠しが起きるという言い伝えもあり、村には不穏な空気が流れて…。
母を隠された中村家の息子役の外山博美さんが好演。まさに少年。いなくなった母と新しく母になりそうな女性の間で揺り動かされながらも、誰よりも強く健気に生きる姿は今思い出しても涙が出るほどです。
神隠し伝承が少し複雑だったからいつもよりとっつきにくい感じはあったかな。田舎っぽい雰囲気の中での光と影のコントラスト、鮮やかな色彩がほんとに美しい。今回は大がかりな変化はなかったけど、影法師のタイトルだけに影の使い方に目を奪われました。
劇団員さんの礼儀正しさが大好きです。紙吹雪が結構かかったから、鏡見てとらないと恥ずかしいなあなんてアンケート書きながら思ってたら、心を読んだかのように芝居を終えたばかりの役者さんが寄ってきて、髪についた紙吹雪を取ってくださいました。うれしいですねえ。
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