11月19日昼 メジャーリーグ「野鴨」②
どんなふうに変化してるか気になって、もう一度足を運ぶ。原作読んでみたけど、どうやら私、この話が好きみたい。
運の悪いことに最悪のお席。生演奏のピアノの陰で大事なシーンが見えやしない。特に後半の山場なんか…。誰が悪いわけでもないけど残念無念(泣)。なんでピアノを隅っこにしなかったんでしょ?毎回泣きの席に座る人がいると思うと。。。私は2回目だから想像できたしまあ諦められたけど、一回目がここだったらたぶん憤って話に入れなかっただろうなあ。
脚本が意外に原作に忠実だったことに驚きました。それでも古くさく感じさせないんだからイプセンさんさすが。
誰がどう変わったわけではないけれど、歯車の噛み方がきっちり合っているような印象を受けました。呼吸、っていうのか。石田えりさんの背徳の妻はよりしたたかに女らしく、過去をもつ女の凄味が強く伝わりました。前回観た時は保村さんと手塚さんの男同士の葛藤が印象的でしたが、今回は石田さんを含めた三つ巴に。
何回観ても、やっぱり森はすばらしい。今回人の姿があまり見えなかったから、ずっと葉のざわめきや光の美しさを堪能できました。ずっと浸っていたい世界です。
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