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11月22日昼 弾丸MAMAER「他人の部屋」

最初っから言わせてもらうと、みんなマナーが悪すぎるっ!ひどいよ。まず客。遅れて来る人多すぎ。大きい会場だから入れるって油断してるのか、開演も10分くらいおしたのにさらに遅れて10人以上。気が散ります。入るにあたっては人の前を通るのに屈まなかったり、普通の声でまわり中に謝ってみたり。それがうるさくて迷惑。途中台詞にかぶって何か声がすると思ったら隣の人と普通に会話してる人がいたり。常識的にアリエナイでしょ。スタッフもスタッフで、空いてる席はわんさかあるのに、遅れた人をわざわざ前の方の中央にぞろぞろと誘導してるし。遅れたペナルティーで席番変更も仕方ないんだから、目立たない席にするとかしないと、早くから来てる客に失礼です。まったくもう!

というわけで、作品と違う次元で少しげんなり。初めての劇団ですがやたら年配の客が多いのは劇団の特徴?マナーが悪いのは芝居を見慣れていない人が多いから?偏見かもしれないけど、なんかサンモールってこういうこと多いかも。

さて、気を取り直して。お話は4話からなるオムニバス。1話。刑事の張り込みに部屋を提供する美しく若い女。刑事というのは実は嘘で女に惚れた男が仕組んだこと。偽刑事は居直って、マニュアル本どおりに女を口説き始めるが、女にも秘密があり。2話。モテ男の家での合コン。もてない女の子はどうにかモテ男の気を引こうと友達に協力してもらいながら、マニュアルにしたがって頑張るけど。3話。死にかけた爺さんを抱えた家族。爺さんを殺せば遺産が入るから殺せと書かれた爺さんの遺言を見つけて実行するか悩んで。4話。1話の偽刑事と2話のもてない女の子がひょんなことから結婚を決め、男の実家に報告に来る。しかし家にいるはずのお母さんは不在で…。全編の鍵となるのはドウコウジルイ著のマニュアル本。

劇団名からもっとキレのある笑いを想像してたけど、まるで深夜の予算はないけど枠が余ったから作りました的なTVドラマ。安っぽい。確かに年配の方でもわかりやすく笑えるものではある。でもどれもこれも手垢のついた話、台詞言ってます的演技。テレビじゃなくて演劇として作る意味、お金を出させて足を運ばせて見せる価値は?

なんてえらそうなこと書いて、私に確固たる意見があるわけじゃないですけど。こういうふうに成立してるお芝居も需要があるんだろうから仕方ないけど。まだ若い世代の作者なのにっていう思いもあったり。。。

あと許せなかったのは言葉に対する意識の低さ。使い方がおかしくて引っ掛かった部分がいくつか。正しい言葉を使って、といった堅苦しいことではないんです。モノを書く人は、言葉に敏感であってほしいな。

モテ男、ナルミ君はよかったです。あれはわかりやすい典型キャラでもなんか楽しい。トシちゃんぽさが。

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