11月8日夜 愛情爆弾「ダーリンダーリン、月の夜道で踊ろうよベイベー」
5月の公演、行けなかったんだけど、あとから評判よかったと聞いて後悔。今回こそ。
あるじいさんをさらった若者達。身代金を要求して家族に電話するがあまり緊張感のない返事。じいさんはボケていて、昔の戦争時代にトリップしちゃったりして世話も大変で。。。並行してじいさんの思い出の中のお話。飛行機乗りだったじいさんは不時着した村で村の人たちとなかよくなって。そして思い出と現在が一つに重なった時。
お話は過去と現在を緻密に構成してあってなかなか。高齢化社会がテーマというけど、社会派というわけでもなくかといって軽々しくはなく。じいさんと若者のほろりとするような場面も、やさしくて。
ただ役者の力が追い付いてないというのか演出のせいなのか、ちょっと見ているのがつらい。高校生演劇じゃあないんだから、声を張るばかりがいい芝居じゃないよって言いたくなるような。若くてパワーがあるせいか、ずっと高いテンション、高いトーンで台詞を叫んでるだけに感じちゃったんです。ハイに楽しくいくところと抑えるところのメリハリがほしい。
これは偶然だろうからどうしようもないだろうけど、女子メンバーの声質がみんな似た感じのキンキン声。だからよけいにうるさく感じたのかな。
衣裳のセンスはすごく好きです。当日パンフにデニムの耳の話が載ってたから注目してたんだけど、実際とっても素敵でした。現在と過去の場面を衣裳で雰囲気かえたらもっとよかったかも。
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