11月25日夜 三条会アトリエ公演<四姉妹>「若草物語」
すっごく楽しみな三条会。若草物語の味付けがどうなっちゃうのか。
エッセンスの抽出の仕方が絶妙。若草物語らしさと三条会の色が不思議な融合。絵の具を混ぜるとだんだん汚い色になり、最後は黒になっちゃうけど、これは光が重なっていくかのように明るく透明感を増し、どんどん見通しが開けていくイメージ。しかも地に塗ってある文様はきっちり見せたまま。
大川潤子さんの迫力には息を飲みました。力強さで押すばかりでない女らしさもあり。すっごいインパクト。開演前に橋口久男さんがリカちゃん人形をいじっているのが気になったけど、まさかあんな風に生かされるとは。プロジェクターも何のために置いてあるのかななんて思ってたら、そうくるんだあ。何から何まで予想外てんこもり。気持ち良い裏切り。
楽しもうと思ったら予習やらエネルギーが必要だけど、ここでしか観られないものが確実にあるってなんだか素敵だな。
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