12月7日夜 JACROW「Dog Eat Dog」
run beatでの中村暢明さんの書いたお話が面白かったから今回JACROW初体験。
結婚式場。莫大な資産を持った老人と結婚する若い女性。当然周りの見る目はアレ狙いだろうと。老人の会社の者や家族、女性の友人や妹の疑惑の目の集まる中、果たして女性の思いは?
新郎側・新婦側の控え室を舞台に、二つの空間を交錯させて話は進みます。こういうやり方、なかなか好みです。人物は混ざり合いながら空間は決して混じらず。同時進行で各々の疑惑や陰謀が明かされていくのがわくわくします。
でも。なんか尻すぼみ。劇団のコンセプト、ハードボイルドとか心理サスペンスとか、生かすならもっとわくわくを持続させてほしかったなあ。先の読めちゃう感とところどころのおちゃらけでちょっとテンション下がり、さらにエンディングがなあ。ある意味ずっこけちゃいました。
MUのときのような杉木隆幸さんのヒールっぷりが楽しめるかと思ってたら中途半端な小悪党で最後には歌まで歌っちゃったし。バカッコイイとは思えなかったです。
新婦に感情移入できれば、愛に生きる女性の素敵なお話だったのでしょうけどね。
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