1月6日昼 柿喰う客「サバンナの掟」
お台場、見逃しました。気になってたのに。それにしてもこの毎月のように公演を打つ姿勢、エネルギーがすごい。アフタートークで中屋敷さんも言ってたけど、公演が年2回とかほんと少なすぎる。好きな劇団はいつもやってて欲しい。だからどんどんやるっていう考え方、大賛成。見逃しかねないのは悲しいけど、観たくなったらいつもやってるっていうのはとってもうれしい。
女子高生の売春組織。所属してる女の子が怪我させられたり、殺されたり。目を付けて追ってる刑事や、組織を利用する総理大臣がいたり。みんなが争い、殺し合い。
わりと殺伐とした雰囲気。なんか小さい劇場での柿喰うを見慣れてたせいか、広いところでリアルに恐いのがちょっと意外に思いました。こっちで起きていることを別の場所では全く知らずに動いて、それが悪いほうへ悪いほうへ繋がり、最悪の結果になって。誰が特に悪いってわけじゃないのに、ちょっとずつの悪意や企みが重なったらこんなことになっちゃった、みたいな。こわい。
動物としての本能的な欲望を描いたとのことでしたけど、結果的に人間らしい生とか愛とかが浮き彫りになってた気がしました。切ないな。
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