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2008年1月

1月30日夜 青年団若手公演「革命日記」

若手ということで期待大。青年団は上手だとは思っても、平田さんの作品に心が揺さぶられたことがないんです。それを年代の違いで片付けようとしてたから。演じ手やテーマが下がればついていけるかな、と。

911のような革命を目論みる組織のメンバー。大きな革命を控え、メンバーのうちに集まっての会合の日。一般人やらかつてのメンバーなど次々邪魔が入ったり、仲間割れが起こったり。。。

いやぁ、すごい。初日でここまでの完成度だし。テーマとしてはまったく現実離れしてるのに、人間の有り様として、ものすごい共感。組織の中の立場、人間関係、自分の中の理想、すべて世界としては遠いのに気持ちとして近い。担うものの重さや、生きていることの意味に打ちのめされる感じでした。

平田作品のリアルが本当にリアルとして実感できました。すばらしいです。

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1月29日夜 オフィスプロジェクトM「ファイル/残置物処理班」

作者と同様、なんだか残置物というコトバにひかれます。コトバの響きそのものにも、その意味するものにも。引き取り手のない遺品。その処理をする仕事って…。ニュースになるだけでなくドキュメンタリーとしても取り上げられる孤独死。どんなふうに演劇になるんだろ。

隊長、眼鏡の男、芸人、泥棒、女の子、新人からなる処理班。次々と部屋を片付けていく、日々の風景。ふとした瞬間によぎる思い。そして、片付いた後に連絡がついた遺族。

綿密な取材に基づいているっていることに頷けるエピソードの数々がリアル。現実でもありフィクションでもあり。がしがし捨てていく作業の中で、仕事だから、と感情を殺し、てきぱき進める。しかし同時に、遺族などが現れた時のためにとっておく小箱を作る。たとえばアルバム、たとえば日記など、それぞれがその時に気になったものを残していく。小箱の存在はどうにもできない矛盾となって。だって、故人に対して何の感情も抱かないように必死で努力しているのに、それぞれの感性で思い出の品と思える物を選別しろなんて。物を物として処理する単純作業を、自分で命を吹き込んで。そのしんどさにすごく共感。

芸人の意外に静かなぽつんとした感じが、心を打つんです。こたつに座る姿や、故人の上着は平気で着られるのに食べ物には反応する姿。そして部屋に取り残された時。お金のための仕事って言っても、心が切れる瞬間。

その苦しさが身にしみたところで、遺族のと処理班の関わりに話がシフト。まあそういう転換ができるのも演劇なんでしょうが、テンションの違いに少し戸惑っちゃって。田舎から出てきたっていう設定がとてつもなく世俗的。笑いを狙っているのか、遺族=観客側の人=身近な人と受け止めて欲しいのか、とらえ方を迷いました。処理班側に感情移入したところだったので。

あとは音楽がよかったな。CKBのメロディ、が処理班にぴったり。そして歌詞がまるで残置物からのメッセージのようで。

全体のバランスとして、声の大きさとかは気になりました。演技も静かになったり大げさになったり。確かにトーンが一定だと飽きることもあるけど、急激すぎる変化も醒める原因になることも。エピソードが繊細だからそれだけでも十分。

でもこういう目線での作品っていうのはちょっとおもしろいな。

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1月27日夜 ファントマ「えん魔版曽根崎心中」

送ってもないチケットプレゼントが当たって当選はがきが。。。何事と思って心当たりに連絡すると。犯人は母親。なぜ。。。?今回は見送ろうかと思ってたこの公演ですが、当たったなら行かないと。

また仕事後の観劇になってしまったので、眠気が。。。そして曽根崎心中の話も知らない。。。

美津乃あわさんの退団公演だったんですね、これ。どおりでコアなファンっぽい人が多いわけだ。

花魁と恋に落ち、その女を身請けするためにお金をためていた男。が、友人にその金を貸し、裏切られ、挙げ句女の身請けもできず。絶望した二人が選んだ道は…。

舞台は華やかで美しいんだけど、いかんせんアプルはでかすぎ。遠いのと客席の空き具合でがらんとした印象ばかりが残りましたあと、主役のお二人が微妙に地味で。。。

えん魔さんの出番は笑いをとったけど、悲しい愛の物語にはちょっとそぐわない感じも。笑えるのは好きだしその場面はげらげら笑ったんだけど、ふと話に戻った時に、あれ?って。

クロムの薔薇之介さんらしき方を見かけました。なんか意外。関西つながり?

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1月26日夕 ジェットラグプロデュース「投げられやす〜い石」

岩井秀人さん作演で内田慈さん、山中隆次郎さん、中川智明さんが集まったら、観ないわけにはいきません。そんなメンバーでゴールデン街っていう狭さもうれしい限り。

人気者だった仲間が失踪し、はや2年。その男の彼女を慰めるうちに彼女と結婚することになった男。そんなある日、失踪していた男が変わり果てた姿で現れて…。

キャラ造形、人物の深みがなんとも言えないいやーな雰囲気を醸し出してます。リアルに感じちゃったら観ていられないくらいな嫌さ加減。

岩井さん演じる失踪した男がもう、ほんっとに気持ち悪い。見た目、しゃべる言葉、やること、すべて。どうしてここまで?ってほど。そしてイッちゃってるのに狂ってるわけじゃない。自分が疎まれる存在であると気付いてはいるけどそれを受け入れてるわけじゃなく、反発はしてもキレられない。デフォルメしたわけでもない、いわば等身大の気持ち悪さ。←すべて誉め言葉coldsweats01

それを受ける、友達役の山中さんの普通っぽさとあいまって。最高。すごい。こういうふうに顔をしかめられる芝居が大好きなんです。

そういう気持ち悪い雰囲気を醸し出したら天下一品の中川さんが、そういう人を虐げる多数派にまわってるっていうのも、いい。抑え気味なんだけどそれがまた気持ち悪い人の気持ち悪さを増長させて。

内田さんのかわいさと色気、無意識のうちに男を幸せな錯覚に陥らせそうなんだよね。危ない危ない。ここではそれが引き立てられ、岩井さん演じるキモイ男に妙に共感。

さらっと楽しみながらどろっとした澱を残してくれるような、気持ち悪いと思いながら笑っていられる、それが好き。

客席に、大好きなコバケンさん発見lovelyラッキーです。

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1月26日昼 はえぎわ「勝、新」

忘れないために書き始めたのに、忘れてからのアップになりましたwobbly

相変わらずの不可思議な世界。壮大な宇宙の話から始まって。いくつかの話が平行して進んで行きました。引きこもるやくざ、寝たきりの女、神隠しにあった子供。うわあ、本当に忘れてる。

いけだしんさんは魅力的。お話もおもしろかったんだけどな。決め手に欠ける。

とにかく後半かなり冗長な印象を受けました。2時間超えているんだからあそこまでやらなくても、2時間で収められたんじゃないかな、と。長いのが悪いとは言わないけど、なんかあれ、まだ?っていう印象が。

この公演はとにかく始まって15分くらいで出て行ったおじさまの印象ばかり残りましたgawk仕方のないことなんだけど、「こんなつまらない芝居を観るくらいなら家に帰りたいんだよ!」とわめきながら出て行った。。。まだストーリー始まってないよ。それくらい覚悟してよ。舞台上の俳優さんたちもかわいそうだったし、こっちもそれに気を取られちゃって。あれは仕込みじゃないんだよね?仕込みならかなりリアルでおもしろかったんだけど。

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1月25日夜 劇団桟敷童子「泥花」

ここはいくらべたでも私の押さえどころ。観て、泣いて、すっきりしたい。

福岡の炭鉱にて。死亡事故を起こして姿を消した会社の社長の子供たちが、身分を隠して他の炭鉱の知り合いの元に預けられる。なんだかんだ親切だけど厳しい知り合いの奥さんや娘さん。そこの炭鉱でも問題はいろいろあるし。不倫とか、立ち退きとか…。

中野光座でしたが、こんな狭い会場での桟敷童子は初めて。相変わらずホスピタリティーの精神は最高ですが、暖房設備ナシとは!きっついね、この時期。厚着していったけど途中からがたがた震えちゃって。あと、狭くて舞台と客席が密着してるのに、舞台の高さが高すぎ。構造上仕方ないんだろうけど、見上げすぎて疲れちゃった。

そういう器の問題もあり、ちょっといつもよりはぐっさり来なかったな。最後の舞台装置の大掛かりな仕掛けも、小さな舞台だからたいした迫力じゃなかったし。ほんとに埃ばっかり気になっちゃうほど。やっぱり桟敷童子は広い舞台ののびのび空間で観たいな。

大きな事件もいくつかあるんだけど、誰に絞るでなくみんなに見せ場があるから、誰に特に共感するっていうことがなかったのが、残念。一人の思いに共鳴して大泣きしたいのに、そこここに思いが揺れてちょこちょこ泣く感じでした。

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1月24日夜 ちからわざ「ムコウカタ」

キャストの豪華さに目が離せず。どんな空気か予想もつかないなあ。この日はかなり眠いモードだったけど、たぶんおもしろいだろう、と必死に気分を盛り上げて。

海のムコウカタには理想の世界があると信じ、憧れるこっちの世界の人たち。愛し慈しむ仲間がいても、どこか殺伐とした空気が常にあり。かつてムコウカタに行った仲間が二人いたが、そのうち一人はすでに戻ってきている。もう一人ももうじき戻るという噂がたち…。その男は昔こっちで殺しをしていたヤツ。その男が戻ったことで、みんなが戦々兢々。。。

はじまってしばらくの語りの場面はやはりかなり眠かったけど、男が戻った瞬間、ばちーんと目が覚めました。佐藤二朗さん演じるその男・ウオズミの衝撃。底意地の悪い、残酷さがこれでもかと。

そのいやらしさに顔をしかめ続けて、その部分はすごく心地よかった。だけど。お話自体の風味が。ヒールにどきどきしている間はいいのに、筋を追った瞬間にぱっと醒めてドン引きしちゃう。そこでぴったりと物語に寄り添っていければ、かなりのヒットになりそうだったけど、ふとしたところで放り出されてしまいました。

だからある瞬間を切り取れば涙してるし、また別の瞬間を切り取ればいらいらしてる。作品全体としてのとらえ方がかなり難しいっていう不思議な作品でした。

まあでも俳優さんたちはやっぱりよかった。瓜生和成さんの優しげで一途に妹思いなお兄さんとか。平田敦子さんはもっとえげつなくできただろうに妙に上品でもったいなかったな。

お客さんもすごく豪華でしたよ。志賀廣太郎さんとか。

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1月22日夜 ホチキス「PTA」

やっぱり観る時のコンディションっていうのは大切ですね。仕事の後に観に行くとなかなかガッツリ取り組めない気がします。せっかく観たくて無理して行ってるのに、そんな理由でちゃんと観られないとなんか申し訳ないんだけどねえ。

はあ、これもそんな作品です。行く前から眠かった。。。悔しい。

ある小学校にて。父兄たちと学校職員たちの会合。様々な議題を話し合ううちに賛成反対がエスカレートして、まるで裁判の様相に。

人数にしても状況にしても、なんだか「12人の優しい日本人」。自己紹介、キャラ設定、議題「自転車に免許が必要か」に対しての意見や賛成反対の乗り換え方。「12人~」はすごく好きなんだけど。それが思い出されちゃうから、デフォルメされたキャラが笑いにつながっていかなくなっちゃった。それ以上のひねりや展開が。。。

「12人~」を知らずに観たら、結構おもしろかったんだろうけどな。

セットはすごくよくできていました。後ろの壁一面の黒板とか、机とか。学校のデザインした人が登場人物でいたけど、それは拍手したい感じ。

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1月19日夜 三条会「メディアモノガタリ」

去年のアトリエ公演で出会ってから、ひどく楽しみで。あの存在感が普通の劇場ではどう変化するのかが興味津々。

お話知らなかったので読みました。基本知らないほうが飽きずに追えるとは思っているんだけど、三条会の演出は基本ラインを知ってた方がよりその違いというか演出家の視線が楽しめるかな、なんて思って。観てみて、まあ読んでて正解だったと思いました。

正直言って少々眠気が強い状態で行っちゃったんで、冒頭は危なかったんだけど、途中からもうそれどころじゃない!時間の流れを軸において、なんて最初はわりとテンションあがりながらも冷静に観ていたんだけど、だんだん、舞台上で起こっていることに惹きつけられ過ぎて、我を忘れた感じでした。

あの感覚ってなんだったのかなあ。よくわからないんだけど、気がついたら笑ったり、泣いたり、顔をしかめたり。恥ずかしいくらいに自分の感情の動きがつかめない。こんな体験は初めてかも。

終わった瞬間は呆けてしまって、しばらく身動きが取れませんでした。すごいなあ。こんな感覚を味わわせてくれるなんて。俳優さんたちが舞台上でにっこり笑ってカーテンコールしてるのが頭の表面ではわかっても、感情からは遠い。

アトリエの時よりも距離は離れているのに、すごい存在感に威圧されました。大川潤子さんのあの声や台詞量はもちろん。榊原毅さんのおかしなダンス。

こんなことなら全部のステージ観たかったと思うほど。鳥肌どころじゃないトリップ体験。素直に心が解放されるのって気持ちいい。

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1月19日昼 MU「愛の続き/その他短編」Aバージョン②トークゲスト小林健一

動物電気のコバケンさんがゲストと聞いて、あわててもう一回チケットをとってしまいました。ほとんどストーカーと化してます。もちろん初日以降の伸び具合も気になるし。

いい具合にこなれてます。さすがです。AB比べるとどちらかといえばBが好きかなあ、って思ったけど、「愛の続き」はAの方が好きかも。足利彩さんのかわいらしさかな。杉木さんのかわいさより。やっぱり今カレ、松下幸史くん、いい味だなあ。こんなにいい雰囲気持ってることに今まで気づいてませんでした。

「JUMON」もより女性陣がパワーアップしてて。私の中ではちょっと落ちきらない感があるけど、でもね。

そしてお楽しみのコバケンさんトーク。おもしろを期待するけどおもしろくなくてもいいんです。ハセガワアユムさんとの関わりで何が生まれるか。意外な取り合わせですよね。愛についてでしたけど、お二人とも既婚者なんですね。それが共通点って言うのがまた意外。もっとゆっくりいろいろ聞きたかったです。私にしてみれば好きな二人のおしゃべりだから、もっとたっぷり味わいたかったな。アユムさんからはもっと作品について聞きたかったけど、それはまたMUの後戯を楽しもうっと。

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1月17日夜 MU「愛の続き/その他短編」Bバージョン

初日にまとめて。もうちょっと間隔が短いといいんだけど。14時と19時半だと間があきすぎて困るな。

「愛の続き(の続き)」。恒例のAの男女入れ替え、だけど今回は一ひねりあり。やっぱり男女が変わるとだいぶ印象変わるな。杉木隆幸さんがずいぶんかわいらしく見えてちょっと意外。性別が変わることで関係性は変わるということで、結末が大幅に変わるんだけど、やっぱりAバージョンを観ちゃったからそれとの比較で観ちゃったのが、自分の中でもったいなかったな、と。単独で観たほうが楽しめたような気がする。ストーカー役の西山さんのキャラは受ける相手がいたほうがおもしろいけど、怖さは減った感じがしました。

「5分だけあげる」。小学校の授業参観日の出来事。先生役の根津茂尚さんの朴訥として、でも歯車が一つ分くらいずれちゃってる雰囲気がいいなあ。副担任役の浅倉洋介さんはいかにも金八先生に出てきそうなたたずまいが、MUらしくなくおもしろい。小学生の純粋ながらも穢れてる愛と、親たちのどろどろした交わりの対比が、すごくストレートなのにいやらしくていい。ちょっと現実世界に寄り過ぎてるきらいはあったけど、ラストのなんともいえない落とし方はやっぱりMU。

前回も思ったけど、当日パンフの親切さは良し悪し。あらすじ知った上で観た方が楽しめる作品と、逆に知らないほうが楽しめる作品とあるけど、MUは後者な気がするんですよね。役名と関係性はあったほうがいいけど、それ以上書かれちゃうとそっちに知らず知らずのうちに誘導されている。まあそう思ったら読まなきゃいいんだけど、つい読んじゃうから。バランスって難しいですからね。

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1月17日昼 MU「愛の続き/その他短編」Aバージョン

初日。ポップでありながら生々しい、すかっとするけど切ない、愛。当日パンフにあるように、日常では赤面ものの台詞をにやにやしながら観るのが楽しくて。

表題作「愛の続き」。今カレの相談をしにきた女の子とヨリを戻したがっている元カレのお話。今カレ役の松下幸史さんがなんともお茶目でかわいくて、でもちゃんと男らしくて、素敵。動物電気で持っていく笑いと違った笑いなのが新鮮です。松田役の寺部智英さんのフラれても未練タラタラの男が元カノ・足利彩さんの腰にすがりついて泣くシーンもなんかいい。せっかく強がっていいとこ見せたのに。

男の子たちの気持ちばかり共感しちゃって、女の子の気持ちはよくわかりませんでした。突飛なお願いをするのはおもしろいけど、そこから最後の着地点までの距離が。そこかあ、って。もっと救いのない、というか痛い、というか、ぐっさり刺されたかった。愛はあるけどちょっと守りに入った感じがしました。もっと今カレとの関係もみたかったかな。女の子がもっと混乱して悩んでぐちゃぐちゃしてたら、こっちもわくわくしそう。

「JUMON」。ハーレムに入ろうとする女の子とそこで暮らす女たちと、女たちの家族などハーレム被害者の会の三つ巴の争いのお話。ハーレム志願者の平間美貴さん、かわいい。ハーレム居住者の辻沢綾香さんの力強さにもひかれる。

逆に男どもの情けなさにがっかり。被害者の会もそうだけど、ハーレムの主自体のキャラも、魅力が微妙。ダメな人だけど素敵なんです的な何かが押し出されてればなあ。長谷川恵一郎さんじゃ普通にダンディだからねぇ。

味わいとしては前回のほうが突き抜けた爽快感があった気が。痛い愛がやや優しめ。でも、もう片方も楽しみ。

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1月13日夜 忍びこみ「丁寧兄さん」

サモアリの方々がやっていたので。リバティでっていうのが不安だけど。このところ、あそこでの当たりに出会ってないからなあ。

現在の兄さんから過去への回想。中学生時代、刑務所生活、病院でのエピソードなど。

なあんかぱっとしなかったな。兄さんを軸に繰り広げられるコント風なんだけど、そんなに笑えたわけでもなく。兄さんもどこかサエナイし。

紅一点の家納ジュンコさんがセクシーだったりかわいかったり、素敵でした。

あとは制作側へ。開場が遅れても全く声掛けや整列もなし。開演も15分以上おしたのにアナウンスも謝罪もなし。ひどすぎです。遅れるのは仕方ないと思っているので、一言ほしいです。でなきゃ私のようなクレーマーは引いていっちゃいますよ。

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1月13日昼 芝居流通センター デス電所「残魂エンド摂氏零度」

かわいらしいチラシの文字が気になり。初めて観ますが関西の劇団なんですね。

やばい、しばらく間空けちゃったらお話思い出せない。。。ロボットたちが活躍する未来の世界。親に買ってもらったロボットの少女と暮らす少年。外の世界は滅びそうなのに二人の世界はほのぼの幸せ。ネットを通して外とつながりを持つが。ある時地域の調査員が訪ねてくることで暴かれていく事実。ロボットは誰で人間なのは誰?

ポップでカラフルな雰囲気。舞台の扉の使い方とかも面白くて。こういう世界、楽しくて好きです。音の使い方もすごい。なんだかよくわからない楽器を使ってて。

ただ題材はありきたりで新鮮味はあまりなかったけど。アンドロイドとか世界の破滅とかネットの関係とか。またか、ってなっちゃうと印象に残りにくいな。どこかでびっくりさせてほしい。

忘れられないのが、アフタートークのゲスト、生田萬さんが来なかったこと。急遽劇団員達がぐだぐだトーク。それはそれでおもしろかったけど。スタッフも戸惑ってたみたいだから、ほんとに生田さん、すっぽかしだったのかな?そのおろおろ感が笑えました。

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1月12日夜 劇団鹿殺し「百千万《改訂版》」

すっごく楽しみで、早くからチケットとりました。山本聡司さんが脱退したのは淋しいけど、電気の政岡さん出るし。

ってテンションあがってるのにしょっぱなから出鼻をくじくハプニング。なんと私の取った席が演出の都合上つぶれたから別の席になったって!えええっ!先着順に前から埋めるってことだったから無理して早く取ったのに。結果花道前にはなりましたけど、私は一番前で観たかった。ひどく裏切られた気分。がっかり度大。潰さないで番号変えればいいのに。ツイてない。悔しい。

と、テンションだだ下がりの中、開演。新年のご挨拶あり。福井の原発の町で、発電所の爆発と同時に生まれたエンゲキ。母はそのまま蒸発し、異形の子として地下に閉じ込められて。ある日エンゲキは止める父を振り切って自分のルーツと母を探す旅に出た。世の中のいろいろな人からいろいろなことを学び、成長し、父の元へと帰っていった…。

新生・鹿殺しなのかな。にぎやかで楽しくはありました。若手が多いせいか、なーんか締まるべきとこが締まってない、緩やかに流れた感じも。男性陣の裸も、いつものキリッと引き締まったストイックさが感じられなかったような気が。。。これは決して体形の問題ではなく、意識の上で。あんな風にわいわいやっているのでは葉っぱ隊と変わらない。

エンゲキの旅はちょびさんらしさがとってもよかったけど、最後にきれいにまとめちゃうのがおりこうさん過ぎてつまらなく感じてしまいました。いろいろつなぎ合わせたのを無理やりこじつけて収まりよくしちゃっただけ。よかったらリピートも、って考えてたけど、今回はいいや。

帰りに前作のDVD買いました。やっぱり「殺Rock Me!!!」はよかったな。

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1月12日昼 こゆび侍第6回公演「ドン・キホーテの恋人」

初見です。わりとおとなしそうなイメージだけど、どうなんだろう?

舞台の使い方がおもしろい。王子で楽屋側を通って客席って初めて。四角い枠組みのまわりに白い紙屑を散らしてあって、シンプルで美しい。

幼馴染みのモリミーが好きで好きでたまらない女子高生・ソノコ。彼が引っ越していって10年たつけど彼のことを「取材」し続けていて。モリミーは両親を亡くしたことからソノコの母親が書いた童話の世界に入り込んで抜け出せずにいる。ソノコはモリミーを現実に引き戻すために戯曲を書き、演劇部員たちを使って現実を演じさせるが…。

オープニングこそおままごと的な不安を感じましたが、進むにつれて引っ張られました。設定もソノコの想いもモリミーの魅力も最初はなかなか掴めなかったけど、周りとの絡みや舞台、紙屑、2階、影などをうまく利用した展開がおもしろく感じました。

現実世界を戯曲にし、モリミー以外は忠実に演じる、モリミーの言葉は彼を徹底取材することでこの場面なら彼はこう反応する、という想定を。彼は実際その通りの動きをして。彼にとってはそれが自然、ソノコにとっては計算どおり、演劇部員たちは脚本通りなことに感嘆し、おもしろがる。からくりが面白くてこっちもちょっと気を引かれます。

だからその分最後のどんでん返し的な展開は残酷。女子高生らしい一途さと利己的思い込みを覆して、人はコントロールできるという全能感を錯覚だと悟らせてしまう。真実だけど悲しい。さらに物語を書いていた母の影をちらつかせ、その壁をも越えられないものとして。母の物語に捕らえられたモリミーを振り向かせられなかったことで。

それで終わりかと思ったらさらに一つ越えたのでちょっとほっとしました。最後までモリミーの魅力はわからなかったけど。。。

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1月9日夜 キラリふじみ「大恋愛」稽古場見学

キラリふじみ。遠いな。でも稽古場の開放をしてると聞いて行ってみました。多田淳之介さん目当てで。大人の社会見学。

駅から遠い上、降りたバス停から案内はなく迷った。。。暗いし土地勘ないから、あれは困るな。市民じゃないのに押し掛けといて文句は言えないか。公演観に行かれる方はご注意。

稽古場、初体験。って言っても、ここは実際本番をやるホールでした。やっぱりこういうことができるのが市民ホールの強みなんだろうな。

どんな場面を練習しようとしてるのかわからなかったけど、20分位かけて多田さんが段取りを説明して実際に動く。たぶん衣裳風の喪服を来て、順に舞台に走り込み、拡声器で台詞を叫ぶ。そして切られて死体の山。起き上がり全員でダンス。

まだお試し段階なんだろうけどおもしろい。台詞は何言ってるのか全く聞き取れないしどんな場面になるのか想像もつかないけど、指示が出て俳優がその場でそれに応えて、何かができあがってくって興奮する!

毎回観て、完成品も観たい。もうちょっと近かったらほんとに何度も来ちゃっただろうな。他の二人の演出家のときにどれくらい雰囲気違うのかとかもおもしろそう。

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1月6日夜 クロムモリブデン「スチュワーデスデス」

もう観てるのにわくわくが止まらない。早くついちゃって無駄にうろうろ。

流れがわかってるから、ひとつひとつの台詞や動きを堪能できました。なんかちょっと前よりコンパクトにまとまっちゃってる印象。勢いはあるけど予定調和的な。あと、最初はあんまり気付かなかったけど、やっぱりノリは関西ですね。ポップなのにひどくベタだったりが。

なんでこんなに惹かれるのか考えたら、どうやら声が好みみたい。いい声かどうかは別として、吸いつけられる声ってあるんですよね。逆に耳に障る話し方がまざるとどうしても集中できなくなったりするけど。脳が刺激されてすごくアドレナリンが出た気がするな。

終わっちゃったのが淋しい。前の公演のDVD買っちゃいました。

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1月6日昼 柿喰う客「サバンナの掟」

お台場、見逃しました。気になってたのに。それにしてもこの毎月のように公演を打つ姿勢、エネルギーがすごい。アフタートークで中屋敷さんも言ってたけど、公演が年2回とかほんと少なすぎる。好きな劇団はいつもやってて欲しい。だからどんどんやるっていう考え方、大賛成。見逃しかねないのは悲しいけど、観たくなったらいつもやってるっていうのはとってもうれしい。

女子高生の売春組織。所属してる女の子が怪我させられたり、殺されたり。目を付けて追ってる刑事や、組織を利用する総理大臣がいたり。みんなが争い、殺し合い。

わりと殺伐とした雰囲気。なんか小さい劇場での柿喰うを見慣れてたせいか、広いところでリアルに恐いのがちょっと意外に思いました。こっちで起きていることを別の場所では全く知らずに動いて、それが悪いほうへ悪いほうへ繋がり、最悪の結果になって。誰が特に悪いってわけじゃないのに、ちょっとずつの悪意や企みが重なったらこんなことになっちゃった、みたいな。こわい。

動物としての本能的な欲望を描いたとのことでしたけど、結果的に人間らしい生とか愛とかが浮き彫りになってた気がしました。切ないな。

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1月5日夜 敦-杏子「URASUJI」(再演)

松村武さんの書く話が大好きだから、観にいこうと思ってたのにうっかり忘れた本公演。Diamond Yukaiさんとか村木よしこさんとかすごくおもしろそうだったのに残念。仕方ないから再演版だけでも。

江戸時代、ある裏稼業の元から離れようとしている女が。裏切り者と罵られてもそれでも行くのは恋の道。が、殿様一家の争いに巻き込まれて恋破れ…。そしてまた、裏の世界で生きて行くことに。

歌あり踊りあり、年末年始にふさわしいエンターテイメント。にぎやかでパワフルで。終わった後のまわりの客から「昨日と比べると…」なんていう声が。リピーターが多いのもうなずける感じ。

深沢敦さんと藤田記子さんの掛け合い、最高!アドリブのように見えるけど、しっかり計算済みのやりとりなんだろうな。でたらめに見せながらもきっちり着地してストーリーに戻っていくからすごい。

そして藤田さんの鮮やかな身のこなし(笑)お見事。しつこいほどに転げ回っちゃう。さすがくノ一。

バービーボーイズの歌も、世代的にはツボだけど、今だにそれかと思うとちょっと切なさも。

帰りにカムカムの7月公演のチケット売ってて、つい買ってしまいました。藤田さんがあまりにかわいいから。

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1月5日昼 スロウライダー第10回公演 「手オノをもってあつまれ!」

チラシの勢いとタイトルにそそられて。出演者もおもしろそう。前作は暗くて難しいイメージしか残ってないけど。

九州の貧しい町。もともとあった産業が東南アジアの会社に負け、それとともに現地の人たちを追い出して外国人達がたくさん住むようになり、町は一変。地元民も新しい会社に取り入る者や使われて逆らう者など様々。産廃による環境汚染で、笑わずにいられないおかしな顔になってしまい、好きな相手と接吻さえできなくなっちゃった女の子とその恋人はそれを直すために宗教的な女に頼り、そこから状況はどんどんおかしくなって。

最初に設定をしっかり把握してないとかなり難しい。私もちょっと混乱して理解できなかった部分も。。。でもそれを差し引いてもおもしろさは残りました。なんていうのか、世界のもつれた感じがだんだんほどかれて行くような。虚構と現実ってこんなに近いのに遠いものと思い込んでいたことに気づかされたというのか。

把握しきれなかったところがとっても悔しいから、もう一度整理してから観たかったな。すでに展開があやふやになってるのが情けない。。。

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1月3日夜 新年工場見学会08

楽しそうなイベントですね。のらなきゃ損。

今年はアングラのニセモノらしいです。アングラの定義さえ知らない私は何がニセなのかわからないけど。楽しけりゃそれで。

ザ・天井と劇団黒田童子。このネーミングだけでお正月っぽくっていいな。岩井演出のザ・天井。親を知らない息子が母の面影を求めて見せ物小屋などをまわり。見つけた母のそっくりさんに心を奪われて。

前田演出の黒田童子。母のお腹に10年居続けてようやく生まれた息子。学校に通うがやはり仲間とはわかり合えず。

アングラのイメージってなんなのでしょうね。私には具体的に何もないからわからない。若いお二人のイメージはなかなかおもしろかったけど。そんな感じなんだ。母を求めて胎内回帰。裸。見せ物。

出し物としては十分楽しかったです。でもニセモノと謳うからにはもう少し定義的にお二人の見解があったらよかったかな。いろいろ比較とかできたから。

間のトークとかのゆるさから、狙いはそんなところなんだろうなと。また来年も行っちゃうな。

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1月3日昼 青年団「火宅か修羅か」

青年団ってなんかすごく高尚な大人の世界なイメージ。観ると結構人間らしい感情が渦巻いてるのに。新年一つ目はしっとりといこうかな、と。

ある温泉宿に住み着いた初老の作家。この度再婚することになって、再婚相手や3人の娘たちが訪ねて来ている。娘たちも自分達の生活やこの再婚には思うところ多々あって…。一方温泉には高校の同窓会グループも来ている。仲間の一人を高校時代に事故で亡くしているが、その人への思いはそれぞれ宙ぶらりんのままで。

普通に暮らしている、あるいは暮らそうとしている人の心に巣食っている小さな闇を、細かく丁寧に描いています。表情にも言葉にも表れない、行間に潜むもの。私、どうしても頭で考えちゃって、すんなり感情に入っていけませんでした。

なにがどうなのかわからないんだけど、ちょっとした違和感。こういうことが起きて、こんなふうに状況が変わったら、こんなふうに対応するだろうって流れがしっくりこなくてひっかかる。何なんだろうな?

こんなリアクションする人は私のまわりにはいなさそうってことなのかな。わからないけど。青年団は観続けるとは思いますが、まだ到達できない部分が残ってます。そこの隔たりがいつ解消されたと思えるのかも楽しみで。

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新年です。

やっと昨年分が終わったので、新年のご挨拶です。

昨年5月に始めたこのブログも新年を迎えることができました。まだまだ私の中の観劇ブームが続いていることが驚き。つまらない覚書を読んでいただいて、本当にありがたい限りです。

観たことも書いたことも忘れてしまう貧弱な記憶力ですけど、自分でも復習しながら、今年もがんがん観に行こうと思います!

にしても、自分もこんなに観に行くようになるまで知りませんでしたが、世の中たくさんの劇場があってたくさんの劇団があって、たくさんの公演があるんですね。すごい。その辺を歩いている人がみんな演劇関係者じゃないかと錯覚するほどです。なのに、いろんなサイトを見ると観劇人口の少なさを嘆く文章ばかり。ひどく不思議。

確かにこうやって足を運ぶようになるまでは、演劇って敷居高かったもんな。お高くとまって難しいことやっていそうで。こんなお馬鹿なことを一生懸命やってる楽しさが広まったら、もっともっとお客さんは増えそうだけど。

一般客としてはあんまり広まってチケット取れなくなってもやだな、なんて下衆な独占欲もあったりして。。。

なんにしても生の舞台は最高!今年もよろしくお願いします。

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新宿村の市・開花の華に一言。

結局8本中6本、観に行きました。んで全体としていろいろ思ったこと。余計なお世話かもしれませんが言わずにいられない。。。クレーマーですね。

まず、制約が多いのか、時期の問題なのか、作品としての仕上がりが微妙な気がした団体がいくつか。セットが組めなかったり、時間が1時間しかなかったり、本公演後すぐだったりで大変なんでしょうけどねえ。。。初めて観たらこれは次はないなって思っちゃうようなのをこの企画でやるのはもったいない。最初から初心者向けじゃなく内輪のお祭りならいいけど。

そしてそのわりには値段が高いんだよなあ。普段の公演が2000〜3000円でやってる団体でこれは損した感が強い。先行割引するって仮チラシの時に書いてあって期限も書いてあったから、その頃HP見たのになかったんですよねえ。私が見つけられなかっただけかな。まあもう少し割引あるとうれしいな。

あとは散々書いたけど、やっぱり立地が不便。まあこれは仕方ないんだけど。2本まとめて観ようと思った時、外に出されても時間の潰しようがなく困りました。外で待ってるのは寒いし。せめてロビーの一隅ででも待たせてもらえたらよかったのにな。

でもチケットは普段どおり劇団で取れたし、甘酒サービスがあったりして。楽しかったからまたやってほしい。できれば年末じゃないときに。夏に、間の時間は外でビール売っちゃうとか、前説とか後説とかみたいにつなぎのパフォーマンスやってベストパフォーマンス投票やるとか。リピーター割引とか、各劇団で独自の割引を出すとか。なんかいいたい放題だけど、楽しくなって欲しいです。

ちなみにですが。私が観た中で一番好きだったのは空想組曲でした。観ていないさるしげろっくさんとsmokersさんはごめんなさい。

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12月30日夜 あひるなんちゃら「屋上のオフィス 改訂版」

新宿村の祭りの締め。私の今年の観劇納め。だらっと締まりなく終わりそうだけど。

5月の公演を見逃してたのでうれしい企画です。3人だけの基本ラインが観てみたかったから。

屋上をオフィスにして働いている2人。雨の日はもちろんお休みで。仕事の連絡は社長から届く封書。下の階の会社にいつも届いてしまうので、そこの社員が届けに来てくれていたら、そのうち仲良くなっちゃって…。

何も起こらない、でも単なる日常ではない、現実離れした会話が心地よい。オリジナルバージョンを観ましたが、入れ替わった状態も想像しながら、リラックスして楽しんだな。黒岩さんのかわいいのにキンキンに振り切れちゃった感じ、戻そうとしてるのに微妙に方向がずれてる関村さん、一見まともそうに見せてとぼけ続けた根津さん。バランス最高。

この世界の続きが観てみたいな。終わりなくいくらでも続きそう。新宿村の企画の中ではかなり成功組に思えました。

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12月30日夜 チャリT企画「年末ジャンボ」

また新宿村。もうちょっと便利な場所だったらいいのに。。。

宝くじの当たりはずれにすべてをかけて暮らす怠惰な弟と地道に暮らそうとしている姉。親が亡くなったばかりで弔問客も多く。弟のもとには怪しげな客ばかり訪れて、姉のイライラはつのるばかり。

姉のイラつきを表すためか、前半がもたついてる印象。一時間なのに長く感じてしまいました。掃除機の音は単調だし。後半もたいして何が起こるわけではなく、消化不良ぎみ。

熊野さんや楢原さんは素敵だし、小杉さんはかわいいけど、松本大卒さんとか内山奈々さんとかが出ていないのもさびしかったな。

結局楽しかったのは最初と最後のダンスシーンだけ。そういうお祭騒ぎ的なテンションで押し切ってくれたらよかったのに。本公演後で時間なかったんだろうけど中途半端さが…。

でも客入れの曲の昭和的センスは大好き。

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12月30日昼 クロムモリブデン「スチュワーデスデス」

だんだん気分が盛り上がって、遠足前の小学生みたいな気分で。そんな楽しみ方がぴったりくる作品かなあと。

大好きなのでベタぼめモードに入ってしまいそう。

通り魔に殺された娘たちの家族や友人。捕まった通り魔に死刑判決がでたのはいいけど、ショックを受けた通り魔は昏睡状態に陥る。死刑することすらできないことを憤って遺族達は犯人をさらって殺すことにして。

ビジュアル的なセンスにぞくぞくしちゃいます。舞台中央に椅子とりゲームのように並んだ椅子。通り魔や殺し屋や被害者たちの衣裳。かっこよすぎて。通り魔の赤、殺し屋の黄色、その手下のオレンジなどに対して遺族たちの色みを抑えた落ち着いた雰囲気。この色彩感覚、すばらしい。

役者さん達もみんなかっこいい。無邪気な寝顔から残忍な通り魔になる森下亮さん、殺し屋からラムちゃんの板倉チヒロさん。殺し屋のとぼけた手下の奥田ワレタさん。渡邊とかげちゃんのかわいいまんまるな顔のインパクトもすごい。葛木女王様の迫力も。

こんなにも重たいストーリーの芯はがっちり固めたまま、笑いも突っ通してるのがいいんです。通り魔の思いと遺族の思いとを、笑いにしてもうやむやにごまかさずに両立している。シュールではあっても地に足ついてるから、気持ち良くぶっ飛べる。

板倉さんの裸体の美しさに目が釘づけでした。邪念だらけ。もう一回観ます。

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12月29日夜 8millions.club vol.2「fractale ~村から東京そして村~」

結構ぎりぎりになるまでチラシに気づきませんでしたが、気になる役者さんばっかりだったので行きたいな、と。

とある田舎町のどこかのガレージ。20年前にはちょっとおかしな人が住みついたりしていたが、今は電気工事会社の事務所。従業員たちは地元出身の幼馴染たちばかり。ある日従業員の一人の父親が亡くなった。東京に出て売れない芸人になっていた兄も葬儀に帰ってきて、久しぶりに地元の仲間たちで飲んだが。その後弟の精神状態が不安定になり、兄は地元に呼び戻されて…。

田舎の幼馴染の雰囲気がなんだかいい。私にはよくわからない、男の子同士のじゃれ合いとか。お互いに威嚇したりふざけたり、強がったり甘えたり。役者さんたちが上手だからか、会話の流れや吹き出し方とかがものすごく自然に見えました。個性もはっきりしていてわかりやすかったのもよかったのかな。社長でリーダー格、地味だけどそれを支える親友、地元を捨てて微妙な立場の兄、まじめに生きながらも壊れていく弟、会社の後輩の2人組み、それぞれの彼女。

青木宏幸さん演じる芸人の売れなそうな感じ。小野哲史さん演じる社長の凄みとか、相方役の山内翔さんのひょうひょうとした和ませ方。好きだったのが、鈴木健司さん演じた後輩役。とぼけながらも長いものにはまかれ、そう見せておいて突然強く出る。単純そうに見せて一番流されずにマイペース。おもしろかったです。

ただ、ストーリーというか構成は、うーん。いろいろ盛り込まれているエピソードが弱いっていうのか、裏打ちがなさすぎる気がしました。チラシにある芸人の思いとか、弟が病気になるきっかけとか、後輩が東京に出る理由とか、それぞれの彼女たちの思いとか、昔住みついていたおかしな男の存在とか。おもしろいのに投げっぱなしな感じがねえ。。。最後の盛り上がりが無理やりに思えて。すんなり受け入れられなかったな。

人物造詣とかその動かし方とかはかなり好きな感じなので、次も観てみたいな。空気感が変わらないといいんだけど。

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