2月11日夜 WHATCOLOR第10回公演「おとことおんな、時々、動物」
聞いたことない劇団でしたが、脚本の豪華さにひかれて。役者さんは知らない人ばかりだけど。
4話からなるオムニバス。1話ブラジリィー・アン・山田さんの「犬かきで溺レ」。スーパーの店長の話。2話楢原拓さんの「新宿の鹿」。喫茶店での光景。カップル、ゲイの友達、車でひき逃げをしてしまった3人組。それぞれの話がある一点で結び付いて。3話葛木英さんの「牛」。水商売で働く風の女の子と、彼女に惚れる店員の男。と見せながら、二人の正体は…。4話再びブラジリィー・アン・山田さんの「冬に眠り、春に別れ」。 親友同志だった男2人と片方の妻となった女の話。
睡眠不足で行っちゃったのも悪いんだけど、だいぶうとうと。
まぁそれを差し引きしてもなんとももったいない作品。作レベルに役者さんがまったく追いついていないというのか。お話自体にしたら結構悪くない短編だろうに、演劇作品としてはおもしろいと思えない。暑苦しいばかりで。
葛木さんの3話は先が読めたけどおもしろかったです。真瀬京子さんのかわいらしさにやられて、かな。展開はわかりやすいけど役者さんとのバランスがとれていたというか。
私にとっては4話がひどくダメでした。話は嫌いじゃないのに悪い男役の古泊さんの自分に酔っちゃってる感じが我慢できませんでした。役者が盛り上がれば盛り上がるほど、こっちは落ちていくっていう悪循環。申し訳なくなるほど。
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