2月21日昼 ひょっとこ乱舞第19回公演「愛にキて」
こういういろいろなサービス、うれしいですよね。あんまり恩恵受けなくても。もてなそうっていう姿勢がみえればそれだけでもある程度楽しくなれちゃう。
ある4人家族。お父さんとお母さんは喧嘩ばかりで離婚間近。二人はある宗教で知り合ったのだが、そこでは非合法のクスリを売ってたり。またある少女グループ。一人は過去に電球に関するトラウマを抱えていて、仲間はそれを解消しようとある計画を思いつく。また、その町の町長選挙も間近に控えていて、夫婦の宗教からも立候補して選挙活動をしたり。
とにかくいろんな人が出てきて、いろんな方向から情報がわんさか流れてくる。整理するのは大変だけど、どこがどうつながるかがわくわくする。が、ちょっとその引っぱってる時間が長かったかなあ。この人たちはどこで関わるの?っていうのがかなり後半にならないとみえてこなかったので、ちょっとうずうず気分を保ちきれなかった気がします。
お母さん役の根岸絵美さんがすごくよかったです。上品なマダムが夫を責めてるかと思ったのに、気が付けばヒステリーおばさん。一見普通に見せながら、その実人の話は聞いてなく話が通じない。会話してるのにどこもかみ合わない、けど、そのことすら意に介さない。くるくる変わる表情とまわりの人の振り回されっぷりが痛快。
終盤のダンスはやっぱり気持ちいいな。かっこいい。これだけ人数がいるのもこれのため?ってくらいに思えちゃう。
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