2月2日夜 tsumazuki no ishi 「Sheep fucker's exit」
前回から気になっていたこのユニット。猫田直さんが降板されたのは残念だけど。
ここしばらくスズナリがおいしいなあ、わたし的に。いつも当たりなわけじゃないけど、気になる公演が続いてる。
新興宗教的な、自己啓発セミナー。やくざ的な裏社会の空気も持ちながら。経営側はかなりやばい世界に住む方々。会員たちはそんなセミナーに多少の疑念を持ちながらも抜けるだけの気力や強さをもてずにだらだらと。でも唯々諾々と従っているわけじゃなくちょっとした反抗心は持っていたりして。
なんだか暗いんだか明るいんだかわからない。もちろん全体としてはダークな世界を描いているんだと思うんだけど、ダンスシーンがあったり、無関係なタクシーの運転手がいたり。緊張と弛緩が、あれっという間に入れ替わるんですよね。その意外性になじむでなく、違和感に感じ続けたのが、2時間半を長く感じさせる結果になったのかな、なんて。
照明自体の暗さも手伝って、眠くなり、ストーリーがわからなくなって、さらに眠気がっていう悪循環に陥っちゃいました。おもしろいなって思った部分もあったのに。伊達暁さんが踊ってるとことか。眠いせいで細部が追えなくなったのがもったいなかったなあ。
電話ボックスの女の謎すらよく理解できないまま終わっちゃった。ダメだな、私。
クロムモリブデンの板倉チヒロくんが観に来てました。終演後それに気づいてテンションUP。
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