3月1日昼 箱庭円舞曲第十楽章「お前がダメな理由」
早くも3月。今月は年度末のせいか予定がたてにくいな。行きたい芝居はものすごい数なのに。
お前がダメな理由ってそそられるタイトル。初・箱庭円舞曲。
飯田橋のゲストハウス。フリーターや外国人、小説家やカメラマン、奥さんに追い出されたサラリーマンや結婚式目前で逃げ出した女など、さまざまな「ダメな」人達が集ってます。恋をしたり、バイトをしたり、季節が変わっても隣の建物が変わっても、変わらない生活。ある事件がきっかけでその生活が壊れた時。
空気で伝わってくるそれぞれのダメな部分。当日パンフの作者の言葉にもあるように、愛すべき特徴に思える。みんなちゃんとがんばってるんだもん。中学生レベルのエロ話に盛り上がってる30男なんて、キモいし絶対モテルわけもないけど、なぜか微笑ましい。人柄がいいってこういうことか、みたいな、ある意味苦笑なんだけど納得もできる。
山内翔さんのモロオカ、本当に愛らしくて純粋ないい人で、こういう人にとったらこんな世の中は生きづらいだろうな、と少しホロリ。
設定やキャラ作りに目新しさはなかったからちょっと心配したけど、じっくりと楽しめました。ぎすぎすが全くないってのが意外でした。昭和のホームドラマの1クール分を一度に観たような気分。続編があってもよさそうな。飽きるかもしれないけど。
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