4月26日夜 月影番外地「物語が、始まる」
とっても好きな3人が集まっちゃって、何をするつもりなのだろう。それが楽しみすぎて、また最前列の席に。
川上弘美テイストがわりと丸出しな話。
適齢期を過ぎた女がある日男のひな形を拾う。ひな形は力を注いだだけ育ち、女は付き合っていた男にも紹介してしまい、分かれる羽目になる。ひな形とは真剣に愛し合うが、ひな形はひな形のペースでどんどん育っていってしまい。。。
原作は読んでおりませぬ。のでイメージでしかないんだけど、やっぱり川上さんの世界観は生きている感じ。それが好みかどうかはさておき、この3人がこの演目を演じるのがまず驚き。ふざければどこまでもふざけられる面子でこの世界を組み立てようとは。
川上さんのイメージが強すぎて、千葉雅子作・木野花演出を忘れそうになったほど。これはどうなのかなぁ。原作との差異はそこそこあったらしいけど、そう感じられなかったらないも同然。
高田聖子さんは何をどう演じても素敵だし、陰のあるおとなしい女でもすっごく魅力的です。辻修さんもある意味意外な演技がいい裏切り。人形的なかわいらしさも、男としての愛情も。加藤啓さんはそりゃうまいけど彼じゃなくても成り立ちそうなのがもったいない使い方だなと。
贅沢すぎて味わいきれずっていうのが正直な感想なのかな。
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