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4月28日夜 ろりえ旗揚げ公演「ヤクザとアリス」

15minutes madeで一度観たっきりでしたけど、あの喫茶店風景に感じたなんともいえない違和感が本公演でどうはじけちゃうのか注目。

あらすじ、観ててもよくわかんなかったな。

ドラッグストアでバイトする女子。おうちでは椅子代わりに男の子を置いていて。薬局近くの蕎麦屋では夫婦間のDVが絶えず。そんな町をやくざはパトロールしている。さらにすべてを俯瞰する天使的な女の子。

訳わからないですね。筋など問題ではなく、どこまでその世界に入れるかということなんでしょう。わからないながらずいぶんと魅せられる部分があるんです。

女優さんの存在感がハンパでない。梅舟惟永さんの存在の不思議さ。単に体を張ってるっていうだけではない、妙なやっちゃってる感が。殴られたり、キスしたり、嘔吐したり、かなりひどいことやってるのに汚れじゃないんです。下品にならずにろりえの世界観が確立しているのは女優さんたちのおかげなんじゃないでしょうか。

ま、すごく魅力的ではあったけどちょっと長すぎる。いやいや長すぎる。あの狭い空間に詰めこまれ、えげつないことをされ、ストーリーも希薄で2時間はね。ところどころ終わりそうで終わらなかったのはなんのこだわりだったのかな。途中まですごくテンション上がったのに、その終わりそうで終わらない加減にちょっと疲れました。

ゲテモノ加減を残しながら洗練されてったら、すごいことになりそう。

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コメント

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投稿: Genevieve24KLINE | 2012年2月 8日 (水) 15時21分

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