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5月10日夜 東京デスロック「WALTZ MACBETH」②

しつこい。でもまだ観る。多田さんと最強の俳優さんたちが創造する世界。

だんだん遠慮なく恥を忘れて好きなものを追いかけまわすようになるのがオバサン化というならば、それも認めるしかない。そういう習性を持つものがオバサンだとすれば、それは残りの寿命が短くなるにつれ、好きなものは好きとこだわっていかなければ人生終わっちゃうっていう危機感からなんじゃないかと近頃思ったりします。一期一会。妙に響いてくる言葉。自分の芯にまでヒットしてくるものって実はそんなに多くないことに気づいて、それをかけがえなく思う。ま、度を越せばストーカーですけどwobbly

そうしなきゃならないような生き急いでいる感もあるデスロック。いや、多田さんか。

この回は入って右側奥の席。3回とも違う角度から観られてよかった。

話としては私、あまりマクベスは好きではないみたい。でも、だからそぎ落とされた一つ一つの場面を楽しめた気はします。ちょっとした言葉とか。

順番とか段取りとかまでだいぶわかっちゃった冒頭の無言のシーン。それでもどきどきは消えないし、どんな思いで見つめあってるのか、わくわくしちゃう。昼の回はねるとん的恋愛場面に思ったけど、この回では、本当に楽しく遊ぶ子供たちが優しく友達を思いやる、みたいな印象を受けました。なんでかな。夏目慎也さんの無邪気そうな表情かしら。

寺内亜矢子さんの立ち姿は妙に色っぽいし、石橋亜希子さんの最後の椅子取りゲームでの迫力ある疲れ顔は目が離せないし、、、って思い浮かべるとうっとりするけど、言葉にすると無力だなぁ。

どこをどういおうが、何をさておいても、ほぼマクベス役の永井秀樹さんに堕ちまくりです。これまでも何度か別のお芝居で観たことはあるはずだけど、こんなに素敵とは。権力を握って素直に喜ぶ顔は少年のようだし、疲れた時はぐっと髭まで濃くなってるような憂いのある表情するし、怯えた顔まで魅力的。演出の多田さんの求める世界をちゃんと劇場全体に広げて示していたように思います。

場面リピートできるなら、佐山和泉さん演じるマクベス妻が狂うシーン。断然。駒のようにくるくる回りながら、あの美声で苦悩の台詞を滔々と。おっかしくって笑いながら、切なくて泣く。あんなに怖くて美しくて滑稽な場面はないshine

次にこんな興奮に出会えるのはいつになるんでしょうか。。。

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