5月19日夜 虚構の劇団旗揚げ公演「グローブ・ジャングル」
第三舞台など鴻上さんのお芝居は観たことないので、わりとフラットに新鮮な気持ちで。旗揚げ準備公演はすがすがしくなるような若さ溢れる直球だったけと。
ブログ全盛時代の今、内容を中傷され傷つき海外へ逃げ出したブロガー。一方自分の劇団がうまく行かず仲間に裏切られ、やはり海外に出た劇団主宰。海外で日本の民話を演劇にすることになった彼のもとへ、新たな仲間が集まる。その中には彼が中傷したブロガーの少女も偶然いて。
たぶんきっちりまとまったよいお話、よい作品なんでしょう。が、どうにもおもしろくない。どこかで聞いたような話、新鮮味のない映像の挿入、よく見かけるダンスシーン、めでたしめでたしな大団円。例えるなら中学生日記。
メソッドやテクニックをもったおじさまが、右も左もわからない若者達を引きつれて有頂天になってる姿しかもう見えなくなってしまいました。
開演15分押しだったのもがっかりの一つ。詰め込むだけ詰め込んで、散々待たせて、鴻上さんだけテンション高い。そこはちゃんと謝ってください。
すべてに対して残念です、といいたくなる。心なしか俳優さん達も前回よりこぢんまりした気が。がんばってほしいですが。
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