5月2日昼 新宿芸能社「銀座通りのデカプリオ」
久々に出会いたくない出会いをしてしまった。。。あーあ。ま、半分わかってて観に行っちゃったから仕方ないんだけど。でもなぁ。お金も時間ももったいなかったな。
古臭い、世の中で一般的にお芝居と言って思い浮べられちゃうような。大衆演劇ってこんな雰囲気かな。お金をかけて大劇場で有名人を起用して、ならあるある、みたいな。
チェーン店に押されて寂れかけている商店街。その復興をかけて祭りに入れ込む人々。恋や人情のからむドタバタコメディ。
単に私の好みじゃないってだけで、楽しい人には楽しい内容。笑えて泣けて。でもその魔法にかかるためには、台詞を言うときはセンターで声をはって、とか、客に背を向けない、とか、ジェスチャーは大きく、とか、みんなで話すときは横並び一列、とかそういうルールを受け入れなければならん。
祭りを中心に据えたために出し物がたくさんあって、それがまた学芸会的な空気を作っちゃってる。組み体操やジャグリングや琉球舞踊や力比べ。俳優さんはがんばっているし、そこそこみられるし、いいんだけど、いかんせん舞台のサイズとか制約があるもんだからちゃちい。これならお正月のテレビのかくし芸大会で十分。もっと観たいなら私はマッスルミュージカルに行ってる。
あくまで需要と供給の点から考えるなら、喜ぶ人はいたわけだから釣り合いはとれてるんでしょう。けどそれならそれで、独立したジャンルになってくれればいいのに。選択眼のないこっちの問題かしら。
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