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5月3日昼 なぱふぇす・三条会「ひかりごけ」

ひかりごけが観てみたくて、つい黒磯まで行ってしまいました。あんまり遠征はしたことないんだけど。思ったより遠いな。

びっくりするほど何もないところ。いい環境なんだろうけど。住めないな。これでも客を呼べると見込むのはある意味すごい自信と思える。

戦時中に人肉を食べてしまった人の、思いとそれに対する裁判のお話。もちろん原作読みました。原作は生きるっていうラインのギリギリをたどった、シビアな、重苦しい話に感じました。

が。意外な拾い方。さらに重いのかと覚悟してたんだけど、違う方向から切り崩した感。あの物語をこんなふうに解釈できるのがすでにありえない。学校の授業での場面に設定し、授業内での朗読から物語世界へのトリップ。「生きる」重みを、飢えだけでなくその他の欲求、本能にまで広げて展開していくんです。

どの場面からか、指の関節に跡がつくくらい握り組み合わせてました。力入れてることさえ意識してなかったけど、観おわったらやたらと痛い。気付かないくらいの力みよう。それが魅力なんですよね。

普通に生きていた学生が、徐々に物語世界に流れていくのと一緒に、自分もトリップできる。

最後の佳境の場面。全力で裁判に臨む人々を笑うかのように、外でのうぐいすのさえずり。このアンバランスながら現実的な感覚が、遠くのアトリエまで来る醍醐味に思えました。

終わった後のお散歩にて。四葉のクローバーを2つも発見。生まれてはじめてかも。うれしい。幸せな気分になれたよ。

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