5月25日夕 東京デスロック 演劇LOVE in KOBE「3人いる!」
初遠征、初神戸。あーあ、ついにやっちゃった。今までミュージシャンや俳優追っかけで日本中出かける友達を冷ややかな目で観ていたはずなのに。やばいなぁ。
とは言っても、私にとっての思い出の衝撃作だから。こんなにシンプルなのに惑わせられる。観逃すわけには行かないのデス。
東京で言えば浅草みたいな、競艇場やパチンコや演芸場や風俗で賑わう新開地の劇場にて。
家で一人で過ごしていると、誰か知らない人が入ってくる。そいつもここは自分のうちだと言い張る。さらにもう一人、同じ主張をする人間。見た目も性別も違うのに名前や育ってきた環境は同一。近所の友人に判定してもらおうと出かけるが、そこでも同じことが起こっていて…。
SF的な設定だけど、ロジックパズルのよう。3人の役は次々入れ替わり、頭の中では大混乱。でもパニックが頂点まで行っても、素直に観ていると感覚的に誰が誰を演じているのかがすぅっと感じられちゃう。頭での理解から全身での感覚に戻れるからこんなにわくわく楽しいんだろうな。
岩井秀人さんの俳優姿が大好きです。特に夏目慎也さんとの微妙な雰囲気でのやりとり。そして立場が逆転した形での会話。強気な時の出方と、ちょっと怯えた立場の変化が、完全に別人に見える。きょどる人を演じさせたらこの二人以上はない気がしちゃう。
やっぱり神戸まで行ってよかった。桑田Tシャツ姿の多田さんが見れたし。アフタートークもおもしろかったです。
神戸観光も何の下調べもしないで行ったから、中華街にちょろっと寄っただけで帰ってきました。意外に小さくて驚いた
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