6月4日昼 くろいぬパレード「熊猫(パンダ)」
MOMOの舞台ってなんかいつも似たような雰囲気。入りはけの関係上そうなるのかしら。
えっと、舞台はやや寂れた製作所の事務所。家族経営の製作所は借金だらけで、長男は建て直しのために身売りを進める。両親は大反対だが、実際は不法滞在の中国人を雇っても追い付かない。中国人は製作所の乗っ取りを企んで長男を誘惑したり、ストを起こしたり。製作所の行く末は?
まぁ多少の古臭さは設定からしてあるのだけど、今日の気分としては楽しく観られました。お母さん役の島崎裕気さんが熱く強くて素敵。コミカルさはあるけどオチ的な役割ではないのがいい。
長男役の岩渕敏司さんが「ママ」を連発するのはどうかと。最後にマザコンオチがあるのは予測できたけど、弱い。おかしみじゃなく違和感。あの製作所で育ってママはないな。
ドタバタなんだからもっとキャラや思いがわかりやすいといいのにな。お父さんとか、中国人の兄ちゃんとか、小泉さんとか。なんか裏がありそうで何もなかったからちょっと拍子抜け。
お母さんと、柳井洋子さん演じた娘がやっぱりよかった。守るべきものを守ってかっこいい。
| 固定リンク
「演劇」カテゴリの記事
- 電動夏子安置システム「3483」2018.02.09 19:30(2018.02.10)
- MCR「貧乏が顔に出る。」2012/9/23 19:00(2012.09.24)
- 「日本の問題 Ver.311」2012/3/8 14:46(2012.03.09)
- ひょっとこ乱舞「うれしい悲鳴」2012/3/7 19:30(2012.03.09)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント